7月19日(日)の広島県内の当番医・急患対応について、中国新聞デジタルの公表情報を基に、主要な受付時間と連絡先、受診時の留意点を整理した。日曜・祝日の外来は体制が限られるため、必ず事前に電話で確認し、身近な医療機関の混雑緩和に協力してほしい。新型コロナや季節性の感染症、熱中症シーズンが重なる時期でもあり、発熱・咳などの症状がある場合は一層の配慮が求められる。
広島市の体制(区別)と夜間対応
広島市内は中区・東区・南区・西区・安佐南区・安佐北区・安芸区・佐伯区で当番医が設定され、いずれも原則9:00〜17:30(13:00〜14:00は休憩)の枠で外来受付が組まれている(診療科目は内科、小児科、婦人科、皮膚科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、眼科、外科、整形外科など区により異なる)。夜間は中区・千田町の千田町夜間急病センターが19:30〜22:30に対応(内科〈15歳以上〉、眼科、整形外科、外科=けが)。歯科の急患は東区・二葉の里の広島口腔保健センターが9:00〜15:00で受け付ける。
※発熱やせきの症状があれば、事前に当番医へご連絡ください。近隣に迷惑になる駐車は行わないでください。当番医や診療時間は変更される場合がありますので、ご留意ください。
市内各区の当番医には、例えば中区の内科・小児科・婦人科・皮膚科、東区の耳鼻咽喉科、南区の内科・脳神経外科、安佐南区の内科・眼科・小児科などが含まれる。具体の医療機関名と電話番号は公表リストに基づく。受診の前に必ず電話で症状と来院可否を確認し、指示があれば時間を調整するか、夜間・休日急患センターの利用を検討してほしい。
県西部・中部の拠点(廿日市・大竹・東広島・呉)
広島都市圏以外でも、日曜の救急外来を補う拠点が用意されている。各施設の診療科目と受付時間、電話番号は以下の通りだ。
| 地域 | 施設・窓口 | 主な診療科 | 受付時間 | 電話 |
|---|---|---|---|---|
| 廿日市市 | 阿品土谷病院/廿日市休日夜間急患センター | 内科(病院)、内科〈15歳以上〉(センター) | 9:00〜17:30(病院)/9:00〜21:00(センター) | 0829-36-5050/0829-36-3199 |
| 大竹市 | 休日診療所(立戸) | 内科・外科 | 9:00〜11:30/13:00〜16:30 | 0827-52-0330 |
| 東広島市 | 休日診療所/本永病院/県立総合リハビリテーションセンター | 内科・小児科(休日診療所)、内科・外科(本永)、整形外科(県立) | 9:00〜16:00(内科・小児科)、歯科9:00〜13:00/本永8:30〜翌8:30/整形9:00〜17:00 | 082-422-5400/082-423-2666/082-425-1455 |
| 呉市 | 市医師会休日急患センター/小児夜間救急センター/呉口腔保健センター | 内科・小児科・外科(休日急患)、小児科(夜間)、歯科 | 9:00〜18:00(休日急患)/19:00〜22:40(小児夜間)/9:00〜15:00(歯科・正午〜13:00休憩) | 0823-32-1299/0823-32-1299/0823-25-4441 |
竹原市(市保健センター内の休日診療所=内科・小児科、9:00〜12:00/13:00〜16:00、要事前連絡)、安田病院(外科、9:00〜18:00)、江田島市の沢医院(内科・外科、10:00〜17:00)、大崎上島町のときや内科(内科・消化器科・放射線科、9:00〜17:00)なども受け入れ体制がある。
安芸郡・県北部の受付枠(安芸太田・北広島・三次・庄原ほか)
安芸郡の府中町・海田町・坂町は、内科や整形外科、呼吸器科などの当番医が9:00〜17:30(13:00〜14:00休憩)で対応。県北部では、安芸太田町の戸河内診療所が8:00〜16:45、北広島町の雄鹿原診療所が9:00〜17:00で内科を受け付ける。三次圏域では三次市休日夜間急患センター(三次地区医療センター隣接)が9:00〜17:00(内科、高校生以上)と18:00〜22:00(内科、高校生以上)の二部制、庄原市の休日診療センター(西本町)も内科で受け入れる。
受診前の準備と当日の流れ
- 事前連絡:掲載の電話番号に必ず連絡し、症状・年齢・服薬歴を伝える。混雑状況や受付可否、来院時刻の指示を受ける。
- 持参品:健康保険証や各種医療証、服用中の薬・お薬手帳、現金(窓口精算に備える)、身分証。可能なら体温・血圧・経過メモ。
- 感染対策:発熱・咳・咽頭痛などがある場合はマスク着用。自家用車利用時はアイドリングや違法駐車を避け、院内指示に従う。
- 受診先の選択:軽症は当番医・休日診療所へ、重篤感がある場合は救急要請を検討。歯の痛みや外傷は口腔保健センター・外科系窓口へ。
救急車を要請すべき症状(急な意識障害、ろれつ不良、突然の激しい頭痛や胸痛、息苦しさ、けいれん、高度の外傷や大出血など)があるときは無理に自己搬送せず、ためらわずに119番へ。本人の既往歴や服薬情報、かかりつけ先を同乗者が伝えられるよう準備しておくと処置が速い。
地域ごとのポイントと注意
沿岸部(広島市中心部や呉市、廿日市市)は診療窓口が比較的多い一方、午前中に受診希望が集中しやすい。午後は一時的に待ち時間が短くなることもあるが、13:00〜14:00は休憩が入る枠が多いので計画的に。中山間地域(安芸太田町、北広島町、三次市、庄原市など)は内科中心の体制となるため、小児科や歯科、整形外科が必要な場合は近隣市の拠点(東広島・呉・広島市の各センター等)も選択肢に入る。フェリーや山間道路を経由する地域は移動時間を十分見込む。
小児の発熱・嘔吐・発疹などは、受診の可否やタイミングが迷われがちだ。呉市の小児夜間救急センター(19:00〜22:40)や、東広島市の休日診療所(小児科9:00〜16:00)は家庭での様子観察の限界を感じた際に活用しやすい。脱水兆候(口の渇き、尿量減少、ぐったりなど)に気づいたら、早めに相談を。
情報の確認先と更新
当番医は急な交代や受付時間の変更が生じることがある。最新のリストは中国新聞デジタルの当番医案内に掲載されている。掲載の電話番号はいずれも直接窓口につながるので、来院前の連絡・相談を徹底してほしい。広島市の千田町夜間急病センター(内科〈15歳以上〉、眼科、整形外科、外科=けが)は19:30〜22:30、広島口腔保健センター(歯科)は9:00〜15:00で受け入れ。呉市は市医師会休日急患センター(9:00〜18:00)と小児夜間救急(19:00〜22:40)が利用しやすい。東広島市は休日診療所(内科・小児科9:00〜16:00、歯科9:00〜13:00)のほか、本永病院(8:30〜翌8:30)が24時間帯の外来受け入れ枠を担う。
夏場は熱中症、屋外レジャーによるけが、消化器症状が増える。受診の前に、経口補水や安静、患部の圧迫止血など家庭で可能な初期対応を行いつつ、症状が急速に悪化する兆しがあればためらわずに救急要請を。公共交通機関の本数が限られる地域では、近隣の家族・知人に送迎を依頼するなど移動手段の確保も検討してほしい。