全国の薬草が飛騨古川に集結、街を回遊する体験型の祭り
岐阜県飛騨市は、9月12日(土)と13日(日)に「全国薬草フェスティバル in ひだ」をJR飛騨古川駅周辺で開催する。今回で3回目を迎える同フェスティバルは、地域発祥のイベントから規模を拡大して全国から薬草・野草・ハーブに係る出店者や関係者を招くもの。主催側の発表によれば、今回は過去最多の約150団体が出店し、飲食・物販・体験・講演など多彩な催しが街中で行われる。
会場は古川町コミュニティセンター、飛騨市文化交流センター、JAひだ古川支店、円光寺の4つをメインに、駅周辺の各店舗をサブ会場とする回遊型の構成。主催は薬草を活かしたまちづくりを推進しており、当日は地域内外の交流促進と観光消費の喚起を目指す。
特徴と見どころ:学びと体験、街歩きが一体に
- 出店と交流:専門家や生産者、愛好家が集まり、販売だけでなく深い交流が行われる場となる。
- 限定グルメ:薬草を使ったここでしか味わえないメニューが提供される予定。
- 体験型イベント:スタンプラリーやワークショップ、森のウォーキング、調理ワークショップなど世代を問わず参加できる催しが並ぶ。
主催者は「来場者も出店者も薬草好き。
『これほど深い交流ができるイベントは他にない』と評価されている」としており、単なる物販市に留まらないコミュニティ形成を重視している。
開催概要と会場案内
| 日時 | 9月12日(土)・13日(日)10:00〜16:00 |
|---|---|
| 会場(メイン) | JR飛騨古川駅周辺(古川町コミュニティセンター、飛騨市文化交流センター、JAひだ古川支店、円光寺) |
| サブ会場 | 古川町内の各店舗(駅より徒歩圏内) |
メイン会場ごとにテーマが設定され、雰囲気や出店内容が変わる点も特徴だ。古川町コミュニティセンターはワークショップ中心の『楽』、飛騨市文化交流センターは多様な施術や飲食の『彩』、中庭は薬草を使った飲食が並ぶ『味』、JAひだ支店は苗や海外ハーブなど好奇心を刺激する『探』、円光寺は癒しを提供する『休』と案内されている。
地域への影響と来場時の実用情報
過去の開催で街全体の回遊性が高まり、地元店舗の売上や観光消費の増加に寄与していることから、今回も古川町中心部の賑わいが期待される。主催側は薬草を活用したまちづくりを推進しており、フェスティバルはその取り組みの一環として位置付けられる。今回、新たに内藤記念くすり博物館(各務原市)が飛騨市薬草まちづくりパートナーに委嘱され、9月12日の委嘱式および特別講演が予定されている。
来場を予定する住民・観光客向けに留意点をまとめる。会場はいずれもJR飛騨古川駅から徒歩圏内にあり、街歩きで複数会場を回る構成のため歩きやすい服装・履物を推奨する。時間は10時開始、16時終了で、各会場ごとに出店内容が異なるため、目当てのブースがある場合は開催時間内に余裕をもって行動することが望ましい。スタンプラリーなど参加型の催しも用意されているため、子ども連れの家族にも向いている。
具体的な主な催し:
- 薬草スタンプラリー(全8種類のスタンプでミニ薬草図鑑を完成)
- 森のウォーキング、薬草関連展示・講演、調理ワークショップ
- 特別講演:「薬草園の植物に出会う~見て、触れて、香って楽しむ薬草の世界~」(内藤記念くすり博物館)
運営と連携、今後の展望
市はフェスティバルを通じ「薬草を活用したまちづくり」を推進しており、個人・団体の参画を募る「飛騨市薬草まちづくりパートナー」制度を運用している。今回の内藤記念くすり博物館の委嘱は、地域外の専門機関との連携を深める狙いがある。都市部や海外からの出店も確認され、地域産業と文化を結ぶ新たな接点になると期待される。
問い合わせや最新情報は市の案内ページを参照されたい(飛騨市公式サイトのイベント案内に詳細が掲載されている)。短い開催期間で会場が分散するため、事前のプログラム確認と行動計画が快適な来訪につながる。
(取材・執筆:プレスリリースジェーピー岐阜県担当記者 山崎 大輔)