概要と目的
東京都教育委員会は、生成AIなどの先端技術を用いて地域や社会の課題解決に挑むプロジェクト「都立学校AI Lab」の上級コースにあたるハッカソンプログラムの参加者募集を開始しました。対象は都立学校に通う高校生で、定員は40名。応募多数の場合は選考が実施されます。申込締切は2026年8月14日です。
「都立学校の生徒が生成AIなどを活用して社会課題の解決に挑戦するプロジェクト」
本プログラムは2026年9月から2027年1月までおよそ5か月間にわたり、対面とオンラインを組み合わせた継続的な開発を通じて、チームでのアプリ開発を目指します。生徒は4人1チームで取り組み、社会人メンターの指導を受けながら課題発見からプロトタイプ開発、最終的な成果発表までを経験します。
実施体制と実務的な枠組み
プログラムでは、AI活用やシステム開発、UXデザインなどの専門分野で活躍する社会人メンターが参加し、実務的な伴走支援を行います。プログラム終盤には成果発表・審査・表彰式が予定されており、都内の関係者や産業界にも公開される機会が設けられます。
開催日程と会場(公表された情報)
| 項目 | 日付・場所 |
|---|---|
| プログラム期間 | 2026年9月13日(日)~2027年1月24日(日) |
| 主な対面会場(開発日) | デロイト トーマツ グループ 東京オフィス(千代田区丸の内)予定 |
| 成果発表・審査・表彰式 | Tokyo Innovation Base(千代田区丸の内) |
| 申込締切 | 2026年8月14日(金) |
応募対象と選考のポイント
対象は都立学校の高校生に限られます。定員は40名で、4人1チームの組成が想定されるため、個人で応募した場合でも運営側がチームビルドに関与する可能性があります。応募が多数の場合は選考が行われるため、デジタル分野への関心だけでなく、チームでの課題解決意欲や継続的に参加できる見通しが重視されると考えられます。
- 対象:都立学校の高校生
- 定員:40名(応募多数時は選考)
- 期間:約5か月(対面+オンライン)
高校生と保護者にとっての実利
本プログラムは単なる短期のイベントではなく、複数月にわたる継続学習と実務的な開発経験を得られる点が特徴です。参加することで得られる具体的な利点は次のとおりです。
- 生成AIを活用したサービス設計やプロトタイプ作成の実践経験
- 社会人メンターとのネットワーキングによる進路・キャリア形成支援
- チームでの課題発見から実装、発表までの一連のものづくり経験
進学や就職を見据えると、AIやデータ活用のプロジェクト経験は推薦入試や企業選考で評価されることが増えています。特に開発のプロセスを通じた問題発見能力や説明力(プレゼンテーション能力)は、学術的・実務的いずれの場面でも有意義です。
地域教育への影響と留意点
東京都が公的に実施するこの種の長期プログラムは、学校教育と産業界の接続点を作る役割を担います。都内の高校生が先端技術に触れる機会が増えれば、地域全体のデジタル人材育成につながり、将来的な地場産業や官民連携の裾野拡大が期待されます。一方で、留意すべき点もあります。参加にあたっては端末環境やインターネット接続が必要になる場面があるため、機材や通信環境の不均衡が参加機会に影響しないよう、学校側や主催側の支援体制が重要になります。
申込方法と今後の動き
申込は「都立学校AI Lab」のウェブサイトから行います(募集要項に基づき、提出書類や選考基準が明示されます)。締切は2026年8月14日です。選考後、合格者にはプログラム開始に向けたオリエンテーションやチーム編成の案内が出される見込みです。最終日に予定されている成果発表・審査では、開発成果が外部に公開されるため、取り組みの社会的な波及も期待できます。
都は今後も産学官の連携を通じて、若年層のデジタルリテラシー向上や地域課題解決力の育成に取り組む姿勢を示しています。都内の高校生で生成AIや課題解決に関心がある人は、応募期限を確認のうえ、参加を検討してください。