夏の風景が復活、久々野の斜面が黄色に染まる
岐阜県高山市久々野地域で、かつて市営スキー場だった斜面およそ1ヘクタールを舞台にした「第20回 アルコピアひまわり園」が、2026年8月1日(土)から開園する。主催側は今年、栽培面積を拡張し、ひまわりの品種を従来から増やして約20万本の開花を見込むとしている。会期は8月1日~8月16日で、午前9時から午後4時まで開園(雨天決行、荒天時は閉園の可能性あり)。
会場は高山市久々野町無数河のアルコピア マウンテン パーク。斜面全体を黄色く染める景観は下方からでも眺めやすく、展望台や園内の散策ルートから時間帯によって変わる表情を楽しめる。
体験・催しと地域経済への波及
来場者向けにはフォトコンテストや地元特産品の販売、飲食の出店などが予定されている。特設展望台に加え、こども向けの水遊びプール、トランポリン、スタックラインといった遊具も用意されるほか、Eバイクによるあららぎ湖までのツアーや夏休みの自由研究向けイベントも実施され、家族連れを中心に滞在時間を延ばす工夫が図られている。
- 品種:ハイブリッドサンフラワーと「小夏」の2種を導入
- 家族向けプログラム:水遊びプール、トランポリン、フォトコンテスト(応募締切8月31日)
- アクティビティ:Eバイクツアー、園内一周のゴルフカート(高齢者や足の不自由な来場者向け)
「この夏はぜひ、ご家族やご友人と『アルコピアひまわり園』へ。」
利用案内と費用、アクセス上の注意点
入場料は大人(中学生以上)800円、小人(小学生)300円、未就学児は無料。入場者にはプレゼント引換券が配布され、抽選などの企画も予定されている。受付周辺には傾斜や階段があるため、高齢者や足の不自由な来場者には園の近くまでの車両誘導が行われる。ゴルフカートは当日受付も可能だが混雑が予想され、事前予約または早めの来園を推奨している。
| 開催期間 | 2026年8月1日(土)~8月16日(日) |
|---|---|
| 時間 | 9:00~16:00 |
| 場所 | アルコピア マウンテン パーク(高山市久々野町無数河4141) |
| 入場料 | 大人(中学生以上)800円/小人(小学生)300円/未就学児 無料 |
地域資源の活用と今後の意義
久々野地域は、位山・船山の麓に広がる自然と、果樹栽培に適した寒暖差のある気候で知られる。地域内には堂之上遺跡や小屋名しょうけ、有道しゃくしといった歴史的遺産も点在し、農産物では久々野産トマトや舟山コーンなどが特産となっている。今回のひまわり園は観光資源として季節性の高い来訪を誘うと同時に、地場産品の販売機会を増やし、地域の経済循環に寄与することが期待される。
特に、体力に不安のある高齢者向けのゴルフカート運行や、園近くまでの車両誘導といった配慮は、観光の“受け皿”を広げる点で重要だ。訪れる世代が広がれば、周辺の宿泊・飲食・交通分野にも波及効果が及ぶ可能性がある。
来訪時の実用的なポイント
日中は直射日光が強くなるため帽子や飲料などの暑さ対策が必須。斜面を利用した会場のため歩行が困難な方は事前に主催者へ連絡すると園側の誘導を受けられる。混雑が予想される週末や午後は駐車場や受付が混み合うため、時間に余裕を持った計画を推奨する。
問い合わせは、ひだ桃源郷くぐの観光協会(電話:0577-52-2270、メール:hida@kuguno.jp)または高山市久々野支所基盤産業課(電話:0577-52-3111)へ。
夏の短い期間に見られる一斉開花は、地元住民にとって季節の風物詩であると同時に訪れる人々にとって格好の写真スポットとなる。今年は品種と面積の拡張で、その見応えが増している。家族連れや高齢者、写真愛好家ら幅広い来訪を想定した運営が行われるため、久々野の夏の観光資源として再確認する機会になりそうだ。