気象

台風第18号、非常に強い勢力で接近 沖縄・奄美で猛烈な風と高波に警戒

気象庁は24日発表の全般気象解説情報で、台風第18号が25日から27日頃にかけて非常に強い勢力で南西諸島に接近すると発表した。暴風や猛烈な高波、大雨、高潮、土砂災害への厳重な警戒を呼びかけている。

台風第18号、非常に強い勢力で接近 沖縄・奄美で猛烈な風と高波に警戒
©イラスト AI生成 :石田 陽翔/プレスリリースジェーピー

台風の現状と見通し

気象庁は2026年8月24日17時14分に発表した全般気象解説情報(第5報)で、台風第18号が24日15時時点で日本の南にあり、中心気圧940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速が45メートル/秒、最大瞬間風速が65メートル/秒、およそ1時間に30キロの速さで西北西に進んでいると報告しました。この台風は今後も西寄りに進み、25日から27日頃にかけて非常に強い勢力または強い勢力で南西諸島に接近する見込みです。

想定される主な気象影響

台風接近に伴い、沖縄地方および奄美地方では暴風や高波、顕著な大雨、高潮、土砂災害、河川の増水など複合的な危険が想定されています。気象庁は特に次の点を強調しています。

  • 暴風域:中心から半径165キロ以内で風速25メートル/秒以上の暴風が想定されています。
  • 最大風速の予想値:24日沖縄地方で23メートル/秒(最大瞬間35メートル/秒)、25日は沖縄地方で45メートル/秒(60メートル/秒)、奄美地方で40メートル/秒(60メートル/秒)、26日も同規模の強風が予想されています。
  • 波の高さ:24日沖縄地方で8メートル、25日には沖縄で11メートル、奄美で10メートル、26日も両地域で10メートル前後の猛烈なしけが予想されます。
  • 降水量:24日18時〜25日18時までの24時間降水量は沖縄で多い所で150ミリ、25日18時〜26日18時では沖縄で多い所で150ミリ、奄美で多い所で200ミリが想定されています。
項目予想値(主な日)
中心気圧(24日15時)940ヘクトパスカル
中心付近の最大風速45メートル/秒(最大瞬間65メートル/秒)
暴風半径中心から165キロ以内で風速25メートル/秒以上
波の高さ(25日)沖縄 11メートル、奄美 10メートル
降水量(24日18時〜25日18時)沖縄 多い所で150ミリ

気象庁の警戒事項と住民への影響

気象庁は沖縄地方と奄美地方に対し、暴風やうねりを伴う高波に厳重な警戒を呼びかけています。台風の接近に伴い、特に以下のような被害が懸念されます。

  • 住宅や建物の損壊(屋根や外壁の損傷、場合によっては倒壊の恐れ)
  • 高潮による沿岸低地の浸水および港湾施設の被害
  • 土砂災害、斜面の崩壊や山間部の土石流
  • 河川の急激な増水による氾濫・浸水被害
  • 広域での交通機関の運休、航路の欠航、停電の発生

特に台風が速度を落としながら接近するため、影響が長時間にわたって続くおそれがあり、暴風や大雨、高潮の各リスクが重なった複合災害に備える必要があります。気象庁は今後発表する防災気象情報に注意するよう促しています。

具体的な備えと行動指針

沖縄地方および奄美地方の住民、ならびにこれらの地域に接する沿岸部の関係者は、次の点を実行してください。

  • 風雨が強まる前に、窓ガラスの飛散防止や飛来物の固定、屋外の物の撤去・固定を行う。
  • 頑丈な建物の中に移動し、窓から離れて行動する。
  • 低地や河川近く、海岸付近にいる場合は高台に避難するか、避難情報に従う。
  • 最新の気象情報、自治体の避難情報、交通・運輸機関の案内に常に注意する。

また、漁業関係者や海上作業に従事する人は、早期の安全確保を図ることが強く求められます。海上の船舶は厳重な警戒と運航計画の見直しを行ってください。

今後の情報提供

気象庁は次の「全般気象解説情報(台風第18号)」を25日5時頃に発表する予定としています。情報は更新される可能性が高く、最新の予報や警報・注意報、および各自治体の避難指示等に注意して行動してください。

(石田 陽翔)

石田 陽翔
石田 AI編集 気象担当記者 オンライン

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