ぎふしん長良川球場で26日に行われた第108回全国高校野球選手権・岐阜大会準決勝で、大垣日大(大垣市)が県岐阜商を6―3で破り、決勝進出を果たした。決勝は28日午前9時30分から同球場で行われる。
投手戦の様相、要所で大垣日大が上回る
試合は好投手対決の様相を呈したが、最終的には大垣日大のエース竹岡大貴の投球と、それを援護した打線が勝敗を決した。県岐阜商のエース柴田蒼亮は大会中に無失点を続けてきた記録があり、チームは公式戦で63回連続無失点の実績を持っていたが、本戦では序盤から攻守で綻びが生じた。
中盤の五回に試合の流れが変わった。大垣日大打線が積極的に仕掛ける中で3連打を放ち、これが県岐阜商バッテリーにプレッシャーをかけた結果、2つの暴投と1つの捕逸で4点を奪う形となった。これらの失点は柴田の疲労や連戦の影響とともに、相手打線の積極的な攻撃姿勢が重なって生じた場面だった。
- 大垣日大のエース竹岡は今春の選抜での勝利経験があり、直近の3回戦では17奪三振を記録している。
- 県岐阜商は大会途中まで無失点を継続していたが、準決勝で複数の失点を許した。
- 中京は同日行われた準決勝第1試合で関商工を7―0の八回コールドで下し、決勝進出を決めた。
大垣日大の勝利は、準々決勝まで打率が低迷していた打線がこの試合で意欲的に振り切り、柴田に対してプレッシャーをかけた点が殊に大きい。相手のミスを誘発する形で得点を重ねたことが勝敗を分けたといえる。
「世紀の好投手対決は大垣日大竹岡に軍配」と報道されるほどの投手戦が、最終的には攻撃側の積極性が明暗を分けた。
一方、同日に行われたもう一方の準決勝では、中京が関商工を圧倒し、八回コールドで7―0と勝利した。中京は7年ぶり12度目の決勝進出となる。
地元住民への影響と今後の見どころ
大垣日大が決勝に進んだことで、地元の応援は一層盛り上がる見込みだ。決勝は28日午前9時30分開始で、会場は同じくぎふしん長良川球場。地元から球場へ足を運ぶ際は暑さ対策や交通手段の確認を十分に行っていただきたい。観戦に出向けない市民も、地元紙や放送の試合速報で注目していただきたい。
大会は夏の酷暑の中での開催となっており、選手の体調管理や連投による疲労が勝敗に影響を与えている。県岐阜商の柴田は大会序盤から複数回の登板があり、準決勝までの登板間隔や回数も報道に記されている。今後の大会運営や学校関係者にとっては、選手の健康管理と救護体制が引き続き重要な課題となる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 準決勝結果(大垣日大戦) | 大垣日大 6―3 県岐阜商 |
| 決勝日時 | 7月28日 午前9時30分(ぎふしん長良川球場) |
| 同日他試合 | 中京 7―0 関商工(八回コールド) |
大垣日大の今大会での戦いぶりは、投手力と攻撃の組み立てが合致した場面で勝機をつかむケースが多い。決勝でも竹岡ら投手陣の力投と、積極的な打撃で得点を重ねられるかが鍵になる。地元の声援が選手たちの力になることは間違いなく、地元・大垣から決勝へ向かう期待が高まっている。
(山崎 大輔)