松江医療センターに人気キャラクターが訪問
8日、東京ディズニーリゾートのキャラクター、ミッキーマウスとミニーマウスが松江市の松江医療センターを訪れ、入院患者や病院職員らと交流して笑顔を広げた。訪問には「東京ディズニーリゾート・アンバサダー」の亀田真吾さんが同行し、患者へオリジナルカードなどを手渡した。
重度の障害がある患者らに「非日常」を提供
同医療センターでは、外出が難しい重度障害の患者らが院内で非日常を感じられるよう様々な取り組みを行っている。今回の訪問は、そうした取り組みの一環として実現したもので、病院側によれば訪問により病棟内に笑顔が広がったという。
- 訪問日:8日
- 訪問先:松江市・松江医療センター
- 同行者:東京ディズニーリゾート・アンバサダー 亀田真吾さん
亀田真吾さん(アンバサダー):「きょうは皆さんにお会いできてとっても嬉しいです」
亀田さんは訪問を通じて「いつもワクワク、ドキドキで、楽しみな気持ちになりながら訪問している」と述べ、訪問先の患者や職員から逆に元気をもらったと感想を語った。
今年5月のハローキティ訪問から続く交流
同じ病院では今年5月にサンリオのハローキティも訪問しており、今回はそれに続くビッグゲストの来訪となった。病院側は、パークの運営元であるオリエンタルランドからのオファーで訪問が決まったと説明している。報道では、島根県への同様の訪問は2004年ぶりであったと伝えられている。
松江医療センター・前田久美子看護師長:「患者さんの立場に立ったふるまいをしていただいて、すごく嬉しかった。きょうはニコニコしている患者さんがいっぱいいて、嬉しいんだなというのを傍から見て実感できた」
病室訪問ではミッキーやミニーが患者と直接触れ合い、オリジナルカードを配布するなどの交流が行われた。訪れた患者からは「夢のようで素敵な空間」「会えて嬉しかったし、また来てほしいです」といった反応があったと伝えられている。
地域に与える影響と今後の予定
病院でのこうした訪問は、入院中の患者の精神的な支えとなるだけでなく、家族や職員にも好影響を与える。外出が難しい患者にとって院内での特別な体験はQOL(生活の質)向上に寄与する可能性があり、医療・福祉の現場での外部団体との連携や、今後の訪問企画の意義が改めて示された。
また、同一行は9日に松江市の養護学校を訪問する予定で、今回の病院訪問が学校での交流など次の取り組みにもつながる見通しだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 訪問日時 | 8日 |
| 訪問先 | 松江医療センター(松江市) |
| 来訪者 | ミッキーマウス、ミニーマウス、アンバサダー 亀田真吾さん |
| 関連イベント | 9日:松江市内の養護学校訪問(予定) |
住民に向けた実用情報
今回の訪問は病院側と東京ディズニーリゾートの調整で実現したもので、一般公開のイベントではなく、入院患者や関係者を対象とした訪問であった。今後同様の訪問や地域イベントを希望する団体は、病院や市の福祉窓口を通じて相談することが想定される。地域の医療機関や教育機関、福祉施設が外部と連携して実施する企画は、事前の調整や安全管理が重要となるため、関係機関との連絡体制を整えておくことが求められる。
今回の来訪は、地域の入院患者や療育を受ける子どもたちにとって忘れがたい時間となった。松江市内の病院・福祉関係者は、今後もこうした体験が継続的に提供されるよう、受け入れ体制や連携の在り方を検討する必要があるだろう。
(村上 彩)