駅前の旧コンビニ跡に新店、来街者の選択肢が拡大
JR町田駅ターミナル口正面、駅前通り沿いの旧コンビニ跡(東京都町田市原町田4-7-18)に、中国で創業した麻辣湯(マーラータン)専門店「張亮麻辣湯 町田店」が2026年7月17日(金)に開業した。2階建ての店舗の2階にも座席を設け、店内で具材を選んで食べるセルフスタイルを採用している。
張亮麻辣湯は2008年に中国で創業し、現在は20カ国以上で6,000店超を展開する比較的大規模なチェーン。日本には2016年に上陸しており、近年のマーラータン人気を受けて国内出店を加速、年内に国内で50店舗まで拡大する方針が示されている(出店計画は公表分に基づく)。
出店地はこれまでにコンビニエンスストアや選挙事務所として使われてきた場所で、店舗の変遷は次の通りだ。
| 時期 | 用途 |
|---|---|
| 2000年代前半~2017年12月26日 | サンクス 町田駅前大通り店 |
| 2018年8月31日~2025年2月28日 | ファミリーマート 町田駅前大通り店 |
| 2026年1月~2026年2月 | 町田市長・市議選の選挙事務所利用 |
| 2026年7月17日(開店) | 張亮麻辣湯 町田店 |
近年、町田駅周辺では麻辣湯専門店の出店が相次ぎ、旧来の一角が新たな“激戦区”となりつつある。代表的な出店例としては、2023年4月に開業し行列が続いた「七宝麻辣湯(チーパオ)町田店」を皮切りに、今年に入ってからは「百味麻辣湯」「ラホンバンマーラータン(辣紅房)」「楊國福麻辣湯(ヤングオフー)」などが相次いで出店した。張亮は今年、町田で4店舗目の麻辣湯専門店となる。
- 来街者の利便性:駅直結に近い立地で、通勤・通学帰りや買い物途中の利用が見込まれる。
- 商業環境への影響:同業態の集中は価格やサービス、混雑の面で周辺飲食店にも影響を及ぼす可能性がある。
- 空き店舗の有効活用:コンビニ閉店跡地の再活用は地域のにぎわい回復につながる。
開店を記念したサービスも実施される。公式に案内された内容は以下の通りだ。
「7月17日(金)~23日(木)に同店で飲食したレシートを保管し、7月24日(金)~30日(木)に来店して提示すると『麻辣湯1回分』を無料で提供する」
この種のプロモーションは開店直後の集客を高める効果があり、初期の混雑が予想される。来店時はレシート保管と指定期間の再来店が必要であるため、利用を予定する住民は条件を確認しておくとよい。
住民・利用者にとってのポイント
駅前の目立つ立地に新たな外食店が入ることは利便性向上につながる一方、以下の点に注意が必要だ。
- 昼夜を問わず来客が増え、周辺の歩行者の流れや路上の混雑が変化する可能性がある。
- 同業態の競合が増えることで、営業時間や提供メニュー、価格競争が激化する可能性がある。常連客は選択肢が広がる利点がある。
- 開店後の混雑状況や待ち時間は、当面の間は店舗ごとに変動しやすい。混雑回避を望む場合は平日の早めの時間帯を検討するとよい。
町田駅周辺はこれまでにも業種ごとの出店・撤退が繰り返されてきた。昨年は二郎系ラーメンの出店が多かったが、その後閉店が相次ぎ今年は麻辣湯の出店が目立つ年となっている。今後も業態の入れ替わりは商業地としての魅力を左右する要因となるため、地元の商店主や自治体の商業振興策の動向にも注目が集まる。
張亮麻辣湯 町田店の開業は、駅前の飲食提供の幅を広げると同時に、地域の商業競争をさらに活性化させる出来事だ。来店を検討する住民は、開店記念の条件や営業時間を確認したうえで利用するとよい。