関東での移住相談機会、香川県が主催
香川県は、関東在住で四国・香川への移住を検討している人を対象に、2026年8月22日に東京都千代田区有楽町の東京交通会館で「香川県移住フェアin東京」を開催すると発表した。県内の全市町が出席し、就農、求人、子育て、住まい、地域おこしなど多岐にわたる相談に応じる。関東地域での開催は、首都圏からの移住希望者に直接アプローチする狙いがある。
会場ではパネルディスカッションのほか、東京や神奈川から香川に移住した先輩たちの事例紹介が行われる。親子で直島に移住したミュージシャン、福島節さんによるトークライブとライブパフォーマンスも予定されており、島暮らしの実際や文化的側面を伝えるプログラムが用意されている。
「香川県の全市町の担当者が参加し、就農、求人、子育て、住まい、地域おこしなど様々な相談に応じます。」
住民生活と地域経済への期待
都心部での移住フェアは、移住を具体化する上でのハードルを下げる役割を果たす。現地の行政担当者と直接話すことで、行政支援制度や住まいの実情、地元の求人動向について具体的な情報を得られる点が利点だ。香川県としては、人口減少や高齢化が進む中で、若年層や子育て世代を呼び込むことが喫緊の課題であり、関東圏での周知は重要な政策手段である。
さらに、移住者が増えれば地域の消費や労働力が増加し、農業や観光、地域産業への新たな担い手が期待される。島嶼部へ移住したアーティストやクリエイターの事例は、文化・観光面の付加価値創出にもつながる可能性がある。フェアのような場は、そうした多様な移住モデルを可視化する機会として機能する。
参加者向けの実用情報
主催者発表に基づく当日の主な情報は次の通りだ。参加に際しての事前申込の有無や持ち物等の詳細は、主催側の公式案内で確認する必要がある。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年8月22日 |
| 会場 | 東京交通会館(東京都千代田区有楽町) |
| 対象 | 関東在住で香川県への移住を検討している人 |
| 主な相談テーマ | 就農、求人、子育て、住まい、地域おこしなど |
| 催し | パネルディスカッション、移住者トークライブ、音楽ライブ、スタンプラリー |
- 会場でのスタンプラリーでは、シール3枚で高松~成田の往復航空券などが当たる抽選が行われる。
- 各市町の個別相談ブースで、具体的な生活費や住宅事情、保育・教育環境の詳細を確認できる。
- 移住経験者の話は、制度面だけでなく暮らしの実際(交通、医療、商業施設の利便性など)に即した情報を得られる機会となる。
自治体側の狙いと今後の展望
香川県はフェアを通じて、単なる移住の呼びかけ以上に「移住後の定着」を視野に入れた支援の周知を図る。定住促進のためには住宅支援や就業支援、子育て環境の整備が不可欠であり、関係部署が連携して情報を提供する場は重要だ。とくに都市部からの移住希望者には、実際の通勤・通学手段や医療・福祉の利用実態が重視されるため、そうした現実的な情報提供が定着率向上につながる。
島嶼地域では、創作活動や観光振興と結びついた移住者の受け入れが進んでおり、福島さんのような事例は、文化的魅力の発信や地域内の新たな雇用創出にも寄与しうる。フェアで提示される多様な移住モデルは、参加者が自らの生活設計と照らし合わせて判断するうえで有益である。
参加を検討する住民への助言
移住検討者は、個別相談の場で次の点を確認しておくとよい。現地での実際の生活費、住居の空き状況、子育て支援の内容、仕事の受け皿を優先的に質問すること。さらに、移住後のネットワーク作りや住民との関係構築の実例を聞くことで、定住後の生活イメージが明確になる。
当日のプログラムや事前申込の有無など、詳細は香川県の公式発表や主催者の案内ページで確認することを勧める。首都圏での開催はアクセス上の利便性が高く、直接行政担当者と話せる貴重な機会となるため、移住を本気で考えている人には有益な場となるだろう。
(記者:藤井 一郎/プレスリリースジェーピー香川県担当)