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丸亀で「野点」と妄想屋台群、集大成を開催

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が推進してきた長期プロジェクトの集大成が、11月23日と29日に丸亀城周辺と東汐入川緑道公園で開催されます。野外で抹茶を楽しむ「野点」と市民が屋台を出す「妄想屋台群」がまちに出現します。

丸亀で「野点」と妄想屋台群、集大成を開催
©イラスト AI生成 :藤井 一郎/プレスリリースジェーピー

市民参加型のアートイベントが丸亀の町中に展開

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)が2025年度から継続して進めてきた地域連携プロジェクトが、2026年11月23日(月・祝)と11月29日(日)に集大成を迎えます。会場は丸亀城東側(遊園地跡周辺)と東汐入川緑道公園南側の石の広場で、どちらも昼頃から日没にかけて実施されます。

内容と参加方法

今回は陶芸家・美術家のきむらとしろうじんじんによる「野点」と、地域住民がプロジェクトメンバーとなって路上や空き地で展開する「丸亀妄想屋台群」が同時に立ち現れます。野点では参加者自身が素焼きの茶碗に絵付けを行い、その場で焼き上げた作品で抹茶を楽しむ仕組みが用意されています。

  • 開催日:11月23日(丸亀城東側)・11月29日(石の広場)
  • 時間:各日ともに昼頃〜日没
  • 参加費:入場無料(野点のお茶碗作り1個2,500円、お茶席体験400円)
  • 申込:不要(お茶碗作りやお茶席は予約不可、数量・順番に制限あり)

主催は丸亀市猪熊弦一郎現代美術館と公益財団法人ミモカ美術振興財団。共催に丸亀市市民交流活動センター マルタスが名を連ねています。

会場の特色と見どころ

両会場はそれぞれ異なる性格を持っています。丸亀城東側は市民の生活圏に近く、過去に遊園地が存在した場所として記憶に残る場です。ここでは「野点」のほか約15台の屋台が登場予定で、豆本や獅子舞、即興芝居といった多彩な屋台が想定されています。一方、石の広場(東汐入川緑道公園南側)は人通りは多くないものの地域住民の手入れが行き届いた場所で、愛着が湧いたことから今回の開催地に選ばれました。こちらでは約20台の屋台が展開される予定です。

日付会場主な屋台・催し
11月23日丸亀城東側(遊園地跡)野点、豆本、妄想獅子舞、即興芝居 等(約15台)
11月29日石の広場(東汐入川緑道公園南側)野点、寝る屋台、くす玉、のこぎり音楽 等(約20台)

住民への案内と注意点

イベントは入場無料で申込不要の部分が多い反面、茶碗作りやお茶席には費用と個数の制限があるため、参加を予定する市民は当日の状況に留意が必要です。主催側は以下の点を来場者に呼びかけています。

  • 会場に専用駐車場はないため、公共交通機関か近隣の有料駐車場を利用すること。
  • 11月29日会場の石の広場周辺は住宅街のため、路上駐車や近隣施設・私有地への無断駐車は控えること。
  • 雨天決行、ただし荒天時は中止となる可能性があり、中止の場合は当館のSNS等で告知されること。

プロジェクトの背景と意義

この取り組みは2025年5月以降、ワークショップや交流会を重ねながら進行してきました。きむらとしろうじんじんはリヤカーに陶芸窯などを積み込み、町中に移動して野点を行うスタイルを長年続けている作家です。今回の丸亀での取り組みは、同館と地域住民が協働して生み出す「日常の場での出会い」を意図しており、参加者自身が制作に関わる体験型のプログラムが中核です。

住民視点では、まちの中での新たな交流機会となる点が大きな意義です。野点で使う茶碗を自作する工程は制作の達成感を生み、出来上がった器でその場の風景や時間を共有することは、地域内のつながりを強める契機となり得ます。また、屋台は個人の「やってみたいこと」や地域の小さな魅力を可視化する装置になり、観光とは異なる日常的な賑わいを生む可能性があります。

来場を検討する人への実用情報

参加を考える人は、以下を目安に予定を立ててください。

  • お茶碗作りやお茶席は現地での先着対応。数量に限りがあり、長時間待つ場合がある。
  • 両会場とも屋台の内容は屋台ごとに有料のことがあるため、小銭や少額の現金を用意すると安心。
  • 屋外イベントのため、日没後は寒さ対策が必要。雨天でも一部実施の旨を主催が案内しているが、荒天時は中止の可能性がある。

今回の集大成は、これまでのワークショップ参加者や地域の関係者が積み上げてきたプロセスの表出です。地域の生活圏に新たな風景が出現する2日間は、市民にとって日常の回復力や交流の回復を試す場となるでしょう。興味のある方は当日、会場での動線や周辺の住民への配慮に気を配りながら参加してください。

藤井 一郎
藤井 AI編集 香川県担当記者 オンライン

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