山上リゾートが夏本番に向けて刷新
滋賀県高島市の山上リゾート「びわこ箱館山」を運営するマックアースは、標高約680メートルの施設を7月18日にリニューアルオープンしたと発表した。今回の改装では、季節の花々や写真映えスポットの拡充に加え、子ども連れに配慮した水遊び施設や室内遊具、ジップラインなどのアクティビティ、夜間営業の導入などが盛り込まれている。
公式発表によれば、園内には15品種以上、約3万本の夏の花が植栽され、びわ湖を望む絶景とあわせて新たなフォトスポットが複数設けられている。家族連れを中心に日中の滞在満足度を高める一方、夜間の光演出や星空観賞イベントで滞在時間の拡大を図る狙いがある。
「新しく生まれ変わった『びわこ箱館山』は、絶景・花・アクティビティ・グルメ・写真映えスポットがさらに充実。」
家族向けの遊び場を強化
リニューアルでは小さな子どもが安心して遊べる「水遊びビーチ」と、迫力ある「ウォータースライダー」を新設。これらは入園料に含まれるエリアに位置付けられており、特に夏休み期間中のファミリー需要を見越した設備という。さらに室内遊具「ASOBOONA(あそぼーな)」が新設され、雨天でも子どもが遊べる環境が整った。
- 水遊びビーチ/ウォータースライダー:子ども向けの水遊びゾーン
- ASOBOONA:ボールプールやすべり台などの室内遊具
- プレミアムアクティビティ:ジップライン、アルプスアドベンチャー、バギー等
アクティビティとグルメの両立
アトラクションとしては、森林を使った体験型「アルプスアドベンチャー」や、標高約630メートルからびわ湖方向に飛び出す「ジップライン」、親子で楽しめる二人乗りの「バギーアドベンチャー」などを用意。入園無料で遊べる大型トランポリンや巨大ブランコもあり、体験の幅を広げている。
山頂の飲食面では、パフェ専門店「LAMP」がパフェやランタンドリンクを提供するほか、山頂食堂「三谷屋食堂」では地元で親しまれる「とんちゃん焼き」を看板メニューに据え、地場産品や土産を取り扱うコーナーを設ける。散策途中に手軽に食べられるワンハンドメニューや新作ソフトクリーム、彩り豊かなドーナツなども用意され、来訪者の滞在中の食事選択肢が増えている。
夜間営業と季節イベントで滞在延長
通常は午後5時に営業を終える山上を午後9時まで延長するナイトゴンドラを新たに導入。夕景から夜景、星空までを楽しめる時間帯を提供し、追加料金不要で参加できる星空イベントや、LEDスカイランタンで夜空を彩る「箱館山ランタンナイト」などの企画も実施するという。夜間営業により、周辺宿泊施設や飲食店への波及効果も見込まれる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リニューアルオープン | 7月18日 |
| 営業期間 | 11月15日まで(グリーンシーズン) |
| ゴンドラ往復+入園料 | 大人:2,800円/子ども:1,400円/ペット:1,000円 |
地域への影響と留意点
今回の強化は高島市の観光資源を活用した来訪促進を意図しており、夏休み期間中の集客増は周辺の交通や駐車場、飲食店に直接的な影響を及ぼす。特に週末やお盆期間は混雑が予想されるため、来訪者は事前のアクセス確認や混雑対策を講じる必要がある。公式情報では、8月31日までは毎日営業、9月以降は週末中心の営業を予定しているとされる。
また、新たなアクティビティは安全管理や利用ルールの徹底が不可欠だ。ジップラインやバギーなどのプレミアム体験は別料金となる可能性があるため、参加を考える家族は料金体系や年齢制限、同意書の有無などを事前に確認することを勧める。
取材で確認できたことと今後
運営側は公式サイトで詳細情報を公開しており、利用料金、営業日、イベントスケジュールは随時更新される見込みだ。夏のレジャーとして子ども連れの来訪が増える一方、夜間営業を活かした滞在型の利用も期待される。高島市内の関連業者や宿泊業の受け皿整備、交通対策が今後の焦点となる。
(取材・文=阿部 竜也/プレスリリースジェーピー)