山口県教委が2027年度入学定員を公表
山口県教育委員会は2026年7月7日、2027年度(令和9年度)公立高等学校の入学者選抜に関する実施要項と入学定員を公表しました。県内の全日制課程の入学定員は6,675人とされ、前年度に比べて330人の減少が決まりました。定時制は440人、通信制は400人の定員が示されています。
学力検査の日程と選抜方式
第一次募集で行われる学力検査は、2027年3月9日に実施されます。検査科目は国語、社会、数学、理科、英語の5教科で、英語はリスニングを含みます。各教科の配点は50点ずつとなっています。選抜は、第一次募集、特色選抜、第二次募集、秋季入学者選抜の順で行われ、第二次募集は第一次募集の結果、募集人員に満たない学校・学科を対象に実施されます。
定員減の内訳と該当校
今回の全日制定員減の具体的な学科・校ごとの内訳として、山口県教委が示した主な減少は次のとおりです。
- 岩国(普通科):20人減
- 岩国総合(総合学科):15人減
- 下関南(普通科):30人減
- 長府(総合学科):30人減
これらは県内の学校間で生徒数や地域の需要を踏まえた調整によるもので、特定校における定員の縮小が明示されています。
| 区分 | 定員(2027年度) | 前年度との差 |
|---|---|---|
| 全日制 | 6,675人 | -330人 |
| 定時制 | 440人 | ±0人 |
| 通信制 | 400人 | ±0人 |
出願・検査の主なスケジュール
第一次募集の出願期間は2027年2月17日から2月25日午前10時までで、学力検査は3月9日に一斉に実施されます。面接や小論文、実技検査の実施日は各高校長が定めることになっており、面接は学力検査の前日・当日・翌日のいずれかで行われます。合格者の発表は3月16日午前10時に中学校長を通じて本人に通知されます。
受験生と保護者への影響と準備のポイント
全日制の定員減は一部校で募集枠が縮小することを意味し、競争率の上昇が懸念されます。特に定員が減る学校を第一志望とする受験生は、出願戦略の見直しや併願校の検討を早めに行う必要があります。進路指導にあたる中学校や塾は、次の点を受験生に伝えるべきです。
- 募集人員の減少が見込まれる学校への志望順位と併願計画の再確認
- 学力検査は5教科での総合点が重視されるため、弱点科目の強化を優先すること
- 特色選抜や個別選抜(小論文・実技・面接)の対策も併せて進めること
また、学力検査の配点が各教科50点で統一されていることから、苦手科目のみを補強するのではなく、全教科をバランスよく対策することが合格可能性を維持するうえで重要です。
各校・関係機関の対応と今後
今回の定員設定は県教育委員会が示したもので、各高等学校はこれを踏まえて入試への対応を整えます。学校現場では、募集定員の変動に合わせた募集説明会や保護者向けの情報提供を行う見込みです。県内の中学校や進学塾も、今年度後半から来年度の入試に向けた指導内容を調整する必要があります。
受験生と保護者は、県教委の正式な発表資料や各高校の募集要項を確認のうえ、出願期間や検査日程、試験科目の詳細を把握してください。公的な情報は山口県教育委員会の発表を一次情報源として利用することが望まれます。
問い合わせ先:詳しい出願方法や日程の確定情報は、山口県教育委員会が公表する実施要項または各高等学校の案内を確認してください。