ハウステンボス、夏本番を前に新施設を開設
佐世保市のテーマパーク、ハウステンボスは17日、園内に新たなリゾートプールエリア「ヨーロピアン・アクアラグーン」と、休憩スペースを大幅に拡充した「クールラウンジ」を開設した。園内ではこの時期、来場者の快適性と安全確保のため、複数の熱中症対策を導入している。
施設の特徴と規模
新設された「ヨーロピアン・アクアラグーン」は、広さが約850平方メートル(テニスコート3面分相当)あり、プールの深さは最大で1メートル。浅瀬や噴水、流れるプールといった要素を備え、園内の街並みを眺めながら涼める設計だ。プールサイドには、海外のビーチを意識した「プライベートカバナ」やパラソル下でくつろげる「リゾートフラットシート」、水上に設けられた特等席などが設置され、フォトジェニックな時間を過ごせる空間を提供する。
「本当にフォトジェニックで、インフィニティ感のあるプールになっておりますので、ハウステンボスの街並みとかも楽しみながらも、ぜいたくなプール体験が出来るというところで新しくヨーロピアン・ラグーンを新設しています」
— 石井杏奈(ハウステンボス)
熱中症対策の具体策
ハウステンボスは夏の暑さ対策として、屋外での楽しみを維持しつつ来場者の健康管理に配慮した取り組みを進めている。ひとつは、場内8店舗でソフトドリンクが1日飲み放題となる「ドリンクパス」の販売だ。税込価格は2000円、アルコールを含むプランは4000円で提供する。これにより、散策中のこまめな水分補給を促す狙いがある。
また、休憩環境の充実も図られている。17日から利用できる「クールラウンジ」は屋内の休憩スペースを従来比で3倍に拡大し、座席数を2倍以上に増設。リフレッシュ用にマッサージチェアも設置され、屋外アトラクションやショッピングの合間に冷房の効いた場所で体を休められるようにした。
園内の涼感メニューとグッズ
新プール周辺では、季節限定の冷たいメニューやグッズも展開される。報道で紹介された例では、ミッフィーをモチーフにした「しゅわしゅわレモネード」やオレンジアイスパフェ、チャーム付きのミッフィーアイスといった冷感スイーツのほか、風を送ることで冷たさを感じられる「miffyペルチェ付きハンディファン」などのグッズが販売される。
地域への影響と来場者への留意点
ハウステンボスの新施設は、佐世保の観光資源としての魅力を高め、夏季の来訪者増や滞在時間の延長に寄与する可能性がある。一方で、熱中症リスクが高まる時期でもあり、地元住民や来訪者は以下の点に留意するとよい。
- ドリンクパスの導入により、園内でのこまめな水分補給がしやすくなっている。複数人で来場する場合は共有の計画を立てると負担が軽くなる。
- プールの深さは最大1メートルで、浅瀬が中心の設計。小さな子ども連れでも利用しやすいが、監督は怠らないこと。
- 屋内の「クールラウンジ」は休憩地点として活用できる。混雑時は座席確保が課題となる可能性があるため、行動計画に組み込むと移動がスムーズだ。
データ抜粋
| 項目 | 数値・内容 |
|---|---|
| プール面積 | 約850平方メートル(テニスコート3面分) |
| 最大深さ | 1メートル |
| ドリンクパス | ソフトドリンク飲み放題:税込2000円 |
| フルプラン(アルコール含む) | 税込4000円 |
| クールラウンジ | 屋内休憩スペースを3倍に、座席数を2倍以上に増設 |
ハウステンボスは季節ごとにイベントや施設の刷新を行っており、今回の取り組みは特に夏季の受け入れ体制の強化を意図している。佐世保市内の宿泊施設や飲食店、交通サービスにも波及効果が期待されるが、同時に高温時の安全確保が重要となる。来場を検討している市民や観光客は、屋外での滞在計画に加え、園内での熱中症対策の制度(ドリンクパスやクールラウンジの利用)を事前に確認するとよいだろう。
(取材・文=プレスリリースジェーピー長崎担当記者 藤原 楓)