はとバスと湘南ビジョン研究所、江の島で海の環境学ぶツアーを実施
観光バス事業を手掛けるはとバスは、湘南地域の環境保全活動に繋がる取り組みとして、湘南ビジョン研究所と連携した日帰りツアー「海の豊かさを守ろう!湘南・江の島海岸サステナブルツアー」を、2026年8月7日(金)と18日(火)に運行すると発表した。7月9日から予約受付を開始している。
今回のツアーは、夏休み期間に合わせて子どもから大人まで幅広い層を想定。海岸での実践的な活動と講義、マイクロプラスチックを用いたワークショップを組み合わせ、海の環境問題への理解と行動の促進を目的としている。
ツアーの主な内容と日程
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運行日 | 2026年8月7日(金)、18日(火) |
| 出発・到着 | 東京駅丸の内南口 9:00出発、17:40到着予定 |
| 主な活動 | 江の島西浦海岸でのビーチクリーン、マイクロプラスチック回収、回収物を使ったボールペン製作、環境講義、自由散策 |
| 料金 | 大人:15,000円、こども(6〜11歳):14,000円 |
海岸ではビーチクリーンを行うとともに、直径5mm以下のごみであるマイクロプラスチックの回収を実施する。回収したマイクロプラスチックはワークショップで再利用し、ボールペン等の製品に加工。参加者は作成したボールペンを持ち帰ることができる。雨天時には実地の清掃活動を中止し、海の環境教育に資するボードゲームでの学びに切り替えるという。
地域と参加者への影響
湘南・江の島周辺は観光客が多く、海洋ごみの発生や流入が地域環境や観光資源の価値低下につながる懸念がある。今回のような体験型プログラムは、参加者一人ひとりがごみ問題を実感し日常生活での行動変容につなげる契機となり得る。また、回収されたマイクロプラスチックを製品に再利用する試みは、資源循環の啓発という観点でも意味がある。
事業面でも注目点がある。ツアーに使用する車両は燃費に優れ排出ガスを低減する大型観光ハイブリッドバスで、移動にともなう環境負荷低減を図る取り組みを併せて示している。さらに、ツアーの売上の一部を藤沢市環境基金に寄付する予定で、地域の環境保全活動へ直接的に還元される仕組みも取り入れている。
講師の狙いと期待
「湘南・江の島は、美しい海と豊かな自然に恵まれた、日本を代表する海辺です。本ツアーでは、夏の湘南の海を満喫しながら、ビーチクリーンやマイクロプラスチックを使ったワークショップを通じて、海の環境問題について楽しく学んでいただきます。」
このコメントは湘南ビジョン研究所の理事長が発したもので、地域資源の保全と観光振興を両立させる視点が示されている。生活者の環境意識の向上と、観光による地域経済への波及効果を同時に目指す構成だ。
参加を検討する住民への実用情報
- 対象:子ども連れの家族から大人の単独参加まで幅広く参加可能(年齢の下限は6歳)。
- 集合場所と時間:東京駅丸の内南口 9:00集合・出発、17:40に東京駅到着予定。
- 持ち物・服装:海岸での清掃のため、汚れてもよい服装や歩きやすい靴、帽子や飲料など熱中症対策を各自で準備することが望ましい。
- 料金:大人15,000円、こども(6歳以上12歳未満)14,000円。申込ははとバスの予約サイトで受け付け中。
参加を検討する際は、集合場所や移動時間、昼食の内容(江の島ヨットハーバーで地元名物の釜揚げしらす丼弁当が提供される)を事前に確認しておくと良い。ツアーは日帰りで自由散策の時間も設けられており、観光と学びを同日に両立させたい人に向いている。
今後の示唆
自治体や地元団体と連携したツアーが観光事業者主導で行われる例は増えており、今回の取り組みはその一端を示す。参加費の一部を地域基金へ還元する仕組みは、外部資金を地域の環境保全に結び付けるモデルとして注目に値する。今後、同様の手法が地域の他の環境課題や資源保全に拡大するか、継続的に実施されるかを注視したい。
詳細・申し込みははとバスの案内ページを参照のこと:https://www.hatobus.co.jp/course/2026/summer/R7814?c_id=PR