申請期間と支援研修の要点
教育ICTプラットフォームを提供するLoiLoは、同社の協働学習・授業支援サービス「ロイロノート・スクール」を用いて授業設計ができる教員を対象にする資格制度「ロイロ認定ティーチャー」の2026年度前期申請を、2026年8月1日から9月30日まで受け付けると発表しました。申請はWeb上で行い、期間中に所定の「授業案」を提出することが求められます。
制度の概要と現場での意義
ロイロノート・スクールは小学校から大学まで幅広い学年と教科で利用され、国内外で多数の学校・学習者に採用されています。容量無制限で学習資料や児童生徒の思考プロセスを蓄積できる点や、資料共有・提出管理、協働編集、テストの自動採点、Webフィルタリングなど機能が充実していることを強みとしています。今回の認定制度は、こうしたツールを用いて児童生徒主体の授業を実践できる教員の育成と可視化を目的としています。
認定で得られる主なメリット
- 認定者専用のコミュニティで、全国の教員と実践を共有・協働できる
- 認定者限定のイベントやオンラインサークルへ参加可能
- LoiLo主催イベントや学校・自治体研修で講師登壇の機会が得られる
2025年度からは、認定者限定のオンラインサークルが開始され、教科ごとや関心テーマごとの交流が進むことで、現場での授業改善や教材開発のノウハウが広がっています。また、認定制度には上位資格として「ロイロ授業デザイントレーナー」や「ロイロ認定イノベーター」も設けられており、段階的なスキルアップが可能です。
申請の手順とスケジュール(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請期間 | 2026年8月1日(土)~2026年9月30日(水) |
| 提出物 | Webサイト経由で提出する「授業案」 |
| 申請サポート研修 | 「授業デザインを学ぼう」:8月21日 14:00〜15:00(オンライン、参加費無料) |
| 研修申込締切 | 8月20日 12:00 |
申請を検討する際は、まずLoiLoの公式Webページで募集要項や提出フォーマット、評価の観点を確認してください。特に「授業案」は審査の核となるため、実践のねらい、活用するロイロ機能、評価方法、児童生徒の学びの変容を具体的に示すことが望まれます。
現場での活用ポイントと留意点
ロイロノート・スクールを授業で効果的に使うには、ツールの操作習熟だけでなく、学習目標に合わせた課題設計や振り返りの設定が重要です。認定を目指す教員は、以下の点を押さえて準備するとよいでしょう。
- 授業案において、児童生徒が主体的に考え・表現する場面を明確化する
- デジタルで記録できる学習プロセスを評価に結びつける方法を示す
- 協働編集や相互参照を通じた学びの質をどう高めるかを記述する
また、認定後にコミュニティやオンラインサークルでの情報交換を活用することで、授業改善のヒントや教材例を得やすくなります。校内研修や学年会で認定者が実践を共有すれば、学校全体のICT活用力向上にもつながります。
申し込み前に確認すべき情報
申請方法の詳細、提出フォーマット、審査基準、サポート体制などはLoiLoの案内ページで公表されています。申請前に必ず公式情報を確認し、期限に余裕をもって授業案を作成してください。
ロイロの認定制度は、教員がデジタル教材と協働学習を組み合わせる専門性を対外的に示す機会です。学校現場での実践を評価・発信するしくみとして、授業改善や教員同士のネットワーク形成に資する可能性があります。申請を検討する教員は、研修やコミュニティの活用を視野に入れて準備を進めてください。