インターテックジャパン、国内向けに規格管理SaaS「i2i」を開始
インターテックジャパン株式会社は、企業が日常的に利用する各種規格や技術文書をオンラインで一元管理できるクラウドサービス「i2i」の日本国内向け提供を開始しました。組織内の複数拠点や担当者が、必要な規格へ迅速にアクセスし、改訂情報を見逃さずに管理できることを狙いとするソリューションです。
サービスは、国際・国内の多数の規格発行機関を横断して検索できる点を特徴とし、規格の参照、保存、共有、改訂通知、社内文書との関連付けといった機能を備えています。業種を問わず品質管理や安全管理、環境・リスク対応などで規格を頻繁に参照する組織が主な対象です。
"Total Quality. Assured."
主な機能と想定される効果
- 広範な規格カバレッジ:多数の発行元を横断して規格を検索できる点を掲げています。
- 改訂把握の自動化:アラート機能により規格の改定や変更を通知し、最新版の維持を支援します。
- 社内文書との連携:規格と自社の手順書やポリシーを紐づけ、運用の整合性を高めます。
- 多拠点・多ユーザー対応:一つの認証で複数拠点の利用を可能にし、アクセス権限を管理できます。
導入効果として同社は、規格探索にかかる時間短縮や改訂見落としの防止、部署間での利用状況の可視化による購読コストの最適化などを挙げています。企業がコンプライアンスや品質保証を維持するうえで、必要な情報を迅速に共有し、追跡できる点は実務面での利便性に直結します。
機能の詳細(主な項目)
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| 規格検索・閲覧 | 複数発行機関の規格を横断検索し、該当箇所へ迅速に到達可能 |
| 改訂通知 | アカウント通知やメールアラートで改訂情報を配信 |
| ブックマーク・注釈 | 特定ページのマーキングや共有メモで社内ナレッジ化を支援 |
| 社内文書連携 | 自社マニュアルや手順書と規格を相互参照できる構造 |
| 利用状況レポート | 誰がどの規格を使っているかを可視化し、契約最適化に活用 |
サービスはオンライン閲覧に加え、必要箇所のダウンロードによるオフライン利用にも対応するとされています。提供対象は製造、エネルギー、建設、輸送、医療、情報通信など、規格の活用が日常的な業界です。
導入検討で押さえておくポイント
企業がこの種のクラウド型規格管理を導入する際に検討すべき項目を整理します。
- 既存の規格保有状況:分散保管されている規格の収束と移行計画。
- アクセス権限設計:業務ごとに閲覧や注釈の権限をどう付与するか。
- 運用フローとの接続:改訂通知を受けて社内手順を更新するワークフロー整備。
- コスト対効果:サブスクリプション契約の適正化と利用状況の定期的評価。
こうした観点を踏まえて、導入前にパイロット運用や関係部署との協議を行うことが活用の成否を左右します。
問い合わせ・公式情報
- 公式サイト(製品情報・問い合わせ):https://intertekjp.com/
- 企業の公開方針としては、品質保証や試験・認証を総合的に提供する国際ネットワークを背景に展開する旨が示されています。
クラウド上で規格を集約し、改訂の追跡や社内文書との連携を図る取り組みは、デジタル化が進む企業のガバナンス強化に直結します。i2iの提供開始は、規格管理の方法論に変化をもたらす可能性があり、複数拠点や多人数で規格を扱う事業者にとって注目すべき動きといえます。