県内中小企業のDX導入を後押しする体験型展示会、川越で開催
埼玉県の委託を受け、りそなグループの地域デザインラボさいたま(ラボたま)が実施する「触れて、学んで、つながるDX導入促進事業」の体験型展示会が、2026年7月28日(火)にウエスタ川越(川越市)で開催されます。参加は無料で、事前登録制です。県内事業者が実際にツールを操作し、導入検討から運用までの見通しを立てる場となることが期待されています。
「触れて、学んで、つながるDX導入促進事業」
この事業は、県内の中小企業・小規模事業者が抱える導入後の活用や運用定着の壁を意識し、単なる展示ではなく現場想定の体験を重視しています。展示会は県内5会場で順次行われ、川越会場は観光・小売・サービス業向けの紹介を特に充実させる点が特徴です。
展示と支援の中身—即戦力となるツールに触れる機会
主催側は会場に約30分野のDXツールを集め、会計、広報、施工管理、生産管理といった業務領域を幅広くカバーするとしています。会場では以下のようなプログラムが予定されています。
- ツールのデモンストレーションとハンズオン体験
- 導入や運用のポイントを整理するミニセミナー
- 県の支援メニューや補助金を活用した個別相談
目に見える成果や運用負荷の軽減を重視する事業者にとって、現場での操作感や導入後の労力を具体的に把握できることは意思決定を早める要因になります。特に観光や小売、サービスを手掛ける事業者にとっては、来訪者対応や在庫管理、予約・会計業務の効率化につながるツールの実演は有益です。
日程と会場(公表分)
| 日程 | 会場 | 主な対象分野 |
|---|---|---|
| 2026/6/18 | ソシオスクエア(熊谷市) | 汎用的業務ツール |
| 2026/6/24 | 川口リリア(川口市) | 製造・流通向け |
| 2026/7/8 | 活樹ふれあいキューブ マツナガ(春日部市) | 業務効率化全般 |
| 2026/7/28 | ウエスタ川越(川越市) | 観光・小売・サービス |
| 2026/8/18 | 宮代町立コミュニティセンター 進修館(宮代町) | 地域事業支援 |
参加に当たっての実用情報
参加は無料ですが、会場運営の都合で事前登録が求められています。最新の案内や登録フォームは運営側の専用ページで公開されているため、来場を検討する事業者は事前にアクセスしてください。展示は各日とも10時から17時の開催です。
登録・情報ページ(運営側公開): https://dx-expo.pref.saitama.lg.jp/
地域にもたらす効果と留意点
中小企業の多い埼玉県において、DXを単なる流行ではなく業務改善の手段として定着させるには、導入後の伴走支援が重要です。本事業は体験会に加え、関係機関との連携による相談窓口や補助金案内を組み合わせることで、事業者が安心して実装に踏み切れる仕組みを目指しています。
一方、ツール導入が短期的な効果だけでなく長期的な運用コストや人材育成につながる点も、事業者が見落としがちな要素です。展示会では導入事例や運用上の工夫、外部支援の受け方について具体的な質問を投げかけることを推奨します。市町村単位の支援や雇用環境を踏まえた導入計画を描くことで、効果の持続が期待できます。
主催者の狙いと今後の展望
主催側は本事業を通じて、県内事業者の生産性向上と持続可能な成長への貢献を掲げています。展示会は試行の意味合いも含み、参加事業者の反応や相談内容を踏まえ、今後の支援メニュー改善や地域ごとのフォローアップに活かす方針です。県内で複数回にわたって実施されることから、今回参加できない事業者にも別会場での参加機会が用意されています。
展示会は、実際に機器やソフトに触れて操作感を確かめられる点が最大の利点です。導入を検討している事業者は、具体的な業務課題や現場の運用体制を整理した上で来場すると、より有益な情報を持ち帰れます。
問い合わせ先(運営事務局): 株式会社地域デザインラボさいたま(ラボたま)