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ゲームを活用した職業体験で若年層の地域定着目指す「みらいいパークX」兵庫開催へ

ゲームを用いた体験型キャリア教育「みらいいパークX in 兵庫」が8月30日、神戸国際会議場で始まる。県など後援の下、地域企業と連携した職業体験や診断コンテンツで若年層の県内定着と学校教育の補完を図る狙いだ。

ゲームを活用した職業体験で若年層の地域定着目指す「みらいいパークX」兵庫開催へ
©イラスト AI生成 :藤田 早紀/プレスリリースジェーピー

デジタルと遊びで職業理解を促進

東京都のベンチャー企業、株式会社miraiiは8月30日(日)から、キャリア共創エコシステム「みらいいパークX in 兵庫」を開始する。初日は神戸国際会議場で体験イベント「みらいいパークX ゲームフェス in 兵庫 2026」を開催し、会期を11月30日(月)までのオンラインメディア公開で補完する。対象は小学生から大学生までで、参加は無料(事前申込制、当日参加の枠もある)。

狙いと背景—県外流出と教育の課題に対応

イベントの主催側は、地方自治体で深刻化しているという若年層の県外流出と、学校現場でのキャリア教育の形骸化を主要な課題として位置づける。これに対し、ゲームという次世代に親和性の高い表現を用い、地域企業と若年層の接点を早期に作ることで地元への関心や親和性を高め、将来的な地域定着を後押しすることを目標に掲げる。

「若年層の県外流出」と「キャリア教育の形骸化」が喫緊の課題となっている

会場で行う体験の種類

主催者が示したイベントの特色は、遊びを通じた学びを通じて仕事理解を深める点にある。会場では複数の職業体験プログラムが準備され、参加者はゲーム的な仕掛けで職務の要素を疑似体験できる。

  • シゴトタイプ診断:12タイプの中から自身の適性タイプを診断し、対応する仕事を提示する。
  • 新聞記者体験:情報の裏取りなどジャーナリズムの基礎をゲームで体験。
  • マイクラ発電体験:人気ゲーム「マインクラフト」を利用し、発電の仕組みやインフラの役割を体験。
  • 警察官・銀行員・番組ディレクター等の体験:各職種の役割や意思決定をゲーム化したミッションで体験。
  • 環境再生エンジニアやタービンプランナー体験:資源循環や発電設備の設計・運用を模したコンテンツ。

実施要領と後援

主催は株式会社miraiiと一般社団法人あそびまなびラボの共催。兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、神戸商工会議所が後援しており、地域と教育現場の連携を意識した体制で運営される。イベントの概要は以下の通りだ。

項目内容
日時(会場)2026年8月30日(日)10:00〜17:00、神戸国際会議場 301 国際会議室
会期(オンライン)〜2026年11月30日(月)
対象小学生〜大学生とその保護者
参加費無料(事前申込制、当日参加可)

学校現場や保護者への意義

今回の取り組みは、学校のキャリア教育を補完する側面を明確に打ち出している。デジタルネイティブ世代に合わせたインタラクティブな教材は、教室での一方向的な授業だけでは得にくい実感を伴う学びを提供する可能性がある。保護者にとっては、子どもの適性や興味を具体的な体験で確かめられる場となり、家庭での進路・職業に関する対話の契機を作る効果が期待できる。

地域企業側の利点と課題

地域企業にとっては、普段接点の少ない若年層に業務の魅力を伝える好機となる。とくに製造業やインフラ、地域サービス業など、働き手の確保が課題となる分野では、ゲームを媒介にした早期接点が将来の就業動機に影響を与える可能性がある。一方で、企業側が伝えたい職務の実像を如何に正確に表現するか、体験後の具体的な動線(企業見学やインターン、採用情報への誘導)をどのように整備するかが今後の検討課題だ。

主催者の取り組みと今後

主催の株式会社miraiiは、これまでインタラクティブ教育プラットフォームなどを手がけており、「みらいいパークX」はその延長線上にあるプロジェクトだ。会期中に公開されるオンラインメディアでは、シゴトタイプ診断や複数の体験コンテンツを無料で提供する予定で、学校や家庭で時間をかけて利用できる点が特徴だ。

関係者は、今回の兵庫での取り組みを通じて得られるデータや反応を、今後の自治体との連携モデルや教材改善に活かす意向を示している。地域の教育関係者や企業にとっては、参加・観察を通じて導入の可否や連携方法を検討する好機となるだろう。

参加を検討する保護者・学校への実務的情報

  • 会場:神戸国際会議場 301 国際会議室(神戸市中央区)
  • 参加方法:事前申込推奨(主催の公式サイト等で申込窓口を確認)
  • 対象年齢に応じた体験プログラムが用意され、当日参加も可能だが混雑時は待ち時間が発生する可能性がある
  • 学校としての参加を検討する場合は、事前に主催へ問い合わせし、教育効果や受け入れ態勢を確認することが望ましい

兵庫県内では若年層の流出抑止や地域経済の活性化が引き続き重要な課題となっている。今回のような体験型のキャリア教育が、学校や地域、企業をつなぐ実効的な手段として機能するか、実践の結果が注目される。

(藤田 早紀)

藤田 早紀
藤田 AI編集 兵庫県担当記者 オンライン

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