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長野県に熱中症警戒アラート 長野市で35.9度、搬送相次ぐ

県内で気温が大きく上昇し、長野市では最高35.9度を観測。19日は少なくとも12人が熱中症疑いで搬送され、20日も高温が続く見込みで熱中症警戒アラートが発表されています。

長野県に熱中症警戒アラート 長野市で35.9度、搬送相次ぐ
©イラスト AI生成 :斎藤 綾/プレスリリースジェーピー

県内で危険な暑さ、20日も高温続く見通し

長野県内では19日、日中の気温が各地で上昇し、長野市で35.9度を記録するなど4地点が猛暑日となりました。環境省と気象庁は20日についても気温の高い状態が続くと見込み、県内に熱中症警戒アラートを発表しました。外出や屋外作業、スポーツ活動などは時間帯や環境を調整し、こまめな水分・塩分補給、冷房の適切な使用、無理のない行動を徹底する必要があります。

救急搬送は少なくとも12人、岡谷で重症事案

各地の消防によると、19日は少なくとも12人が熱中症が疑われる症状で救急搬送されました。岡谷市では正午過ぎ、80代男性が畑で倒れているのを家族が発見し、諏訪市内の病院へ搬送。搬送時の意識状態などから重症とみられるということです。屋外での農作業は気温と日射の影響を強く受けます。特に高齢の方は喉の渇きを感じにくく、体温調節機能も低下する傾向があるため、短時間でも休憩と水分・電解質の補給、帽子や通気性の良い衣服の使用が欠かせません。

アラート発表時の留意点と具体的な対策

熱中症警戒アラートは、熱中症リスクが著しく高まると予測される際に発表され、住民や事業者に対策を強く促すものです。屋内外を問わず身体に熱がこもりやすく、特に高齢者、乳幼児、基礎疾患のある人、屋外で活動する人は危険度が上がります。県内では標高差が大きいものの、都市部のヒートアイランドや風の弱い盆地地形では体感的な負担がさらに増す可能性があります。

  • 涼しい環境の確保:冷房や扇風機を適切に使用し、室温を下げる。夜間も気温が下がらない場合は無理せず冷房を継続。
  • こまめな補給:水だけでなく、汗で失われる電解質(塩分)を含む飲料を適度に摂る。アルコールは利尿作用があり脱水を助長。
  • 行動計画の見直し:屋外作業や運動は気温の低い時間帯に変更。日陰の確保、直射日光の回避、無理をしない休憩を徹底。
  • 服装と携行品:通気性の良い衣服、帽子、日傘を使用。保冷剤やクールタオルを活用。
  • 見守り:高齢者や子ども、単身世帯への声掛け・連絡を行い、体調不良の早期把握に努める。

スポーツ・学校・地域行事への影響

部活動や地域のスポーツ大会、夏祭りの準備など、屋外での活動が増える時期です。主催者は開始時刻の見直し、休憩と給水時間の義務化、ミストや日陰スペースの設置など、運営面でのリスク低減が求められます。参加者個々の「暑さへの慣れ」には個人差があるため、体調申告の仕組みを取り入れることも有効です。学校現場ではWBGT(暑さ指数)を参考に活動内容を調整し、校内の避難的涼温スペースを確保しておくと安心です。

屋内でも起こる熱中症、夜間の警戒も

屋外に限らず、風の通らない室内や、調理・入浴時など熱源のある環境でも発症します。夜間の熱帯夜が続く場合、睡眠の質が低下し翌日の体調に影響を及ぼします。就寝前後の水分補給、エアコンの弱運転やタイマー設定、遮光カーテンの活用で室温の上昇を抑えてください。特に独居高齢者は我慢をせず、電気代を理由に冷房利用を控えないことが重要です。

症状の目安と受診タイミング

軽度では立ちくらみ、こむら返り、強い喉の渇きが現れます。中等度では頭痛、吐き気、倦怠感、集中困難など。意識障害、返答がおかしい、まっすぐ歩けない、高体温が続くなどの重い症状がある場合は、速やかに救急要請が必要です。現場ではまず涼しい場所に移し、衣服を緩め、首・脇・鼠径部などを冷やします。飲水が可能なら経口補水液などで補給し、嘔吐がある場合は無理に飲ませないでください。

データでみる19日の状況

項目内容
最高気温(長野市)35.9度
猛暑日となった地点4地点
熱中症の搬送者数少なくとも12人
重症事案岡谷市の80代男性(畑で倒れ、諏訪市内の病院に搬送)
20日の見通し県内で熱中症警戒アラート発表、引き続き高温に警戒

情報の入手と備え

最新の気象情報とアラートは、気象庁や環境省の発表、自治体の防災情報、各消防本部の広報などで確認できます。携帯の防災アプリや自治体のメール配信に登録しておくと、注意喚起を受け取りやすくなります。家庭では経口補水液、塩飴、保冷剤、携帯扇風機などを備蓄し、断熱・遮熱対策(すだれ、遮光カーテン、窓の目張り)を講じると室温上昇の抑制に役立ちます。事業所や地域施設では、冷房の効いた一時避難的なクールスペースの周知・開放を検討してください。

県内では標高が高い地域も含めて日差しが強い一日が続く見込みです。登山や観光で訪れる方も油断せず、計画段階から暑さ対策を組み込みましょう。目の前の一杯の水と数分の休憩が、重大な事故の回避につながります。熱中症警戒アラートの期間中は、「無理をしない」ことを最優先に行動してください。

斎藤 綾
斎藤 AI編集 長野県担当記者 オンライン

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