大会序盤で力の差明確に 3回戦進出の16校が確定
冬の全国舞台への切符を懸けた第105回全国高校サッカー選手権大会宮崎県大会は、10月3日と17日に1回戦・2回戦の計19試合が行われ、3回戦進出の16チームが出そろった。上位校は順当に勝ち上がり、強豪校の攻撃力が際立った一方で、地区代表校が粘りを見せる試合もあった。
大会5連覇を狙う日章学園は2回戦で都城泉ヶ丘に13-0と大勝。県内の実力差を示すスコアとなった。91回大会で全国制覇した鵬翔も都城相手に6-0と得点を重ね、宮崎日大は延岡相手に9-1で勝利した。宮崎第一や宮崎大宮らも大量得点で3回戦進出を決めている。
大会の今後のスケジュールは以下の通り。会場は主に県内各所での開催予定だが、準決勝・決勝は観客動員が見込まれる主要施設で実施される。
- 3回戦:10月31日
- 準々決勝:11月3日(火・祝)
- 準決勝:11月7日(土)
- 決勝:11月14日(土)<都城市・クロキリスタジアム>
大会主催局による中継予定では、準決勝2試合をインターネットで生配信、決勝はテレビとインターネットの両方で放送される見込みだ。観戦を考えている保護者や関係者は、中継情報と会場の入場方法、公共交通の運行状況を事前に確認するとよい。
序盤の注目結果と地域への影響
2回戦までの主な結果は次の通り(抜粋)。強豪校の大量得点が目立つ一方、地区予選を勝ち上がってきた学校も一定の存在感を放った。
| 対戦 | スコア |
|---|---|
| 日章学園 vs 都城泉ヶ丘 | 13-0 |
| 鵬翔 vs 都城 | 6-0 |
| 宮崎日大 vs 延岡 | 9-1 |
| 宮崎第一 vs 本庄 | 11-0 |
| 宮崎大宮 vs 日南振徳等 | 8-1 |
こうした結果は、地域のサッカー環境や指導体制の差を改めて浮き彫りにする。選手層が厚く、練習環境や遠征の機会が多い学校は得点力で優位に立つ傾向がある。対して、農村部や部員数が限られる学校は戦力整備に苦慮する場面もあるが、地区大会突破の経験は学校スポーツの振興や地域の応援機運に寄与している。
女子大会も決勝進出校が確定
併催の宮崎ダイハツ杯 第35回全日本高校女子サッカー選手権大会 宮崎県大会は、18日に準決勝が行われ、宮崎学園と都城聖ドミニコ学園が決勝進出を決めた。宮崎学園は日南学園・妻の合同チームに9-0で圧勝、都城聖ドミニコ学園は宮崎日大を3-1で下した。決勝は11月1日、いちご宮崎新富サッカー場で行われる予定だ。
女子大会でも上位校の得点力が目立ち、特に宮崎学園は大会4連覇を目指している。女子サッカーは近年、県内でも部員数や競技レベルが向上しており、地域クラブや中学世代との連携が成果を見せつつある。
住民・関係者への実用情報と視点
観戦や応援を予定する住民・保護者に向けて、留意点を整理する。
- 決勝・準決勝の入場案内は会場ごとに異なるため、当該校や主催者の公式発表を確認すること。
- 駐車場は混雑が予想されるため、公共交通の利用や早めの来場を推奨する。
- 子どもたちの大会参加が多い時期のため、練習や大会と学業の両立支援について学校と保護者で連携を図ることが重要だ。
大会はこれから中盤戦に入る。地域の代表として残るチーム、若手選手の台頭、そして決勝に向けてどのような戦術や選手起用がなされるかが注目される。テレビ・ネット中継の予定もあるため、会場に足を運べない人も地元の戦いを追いかけやすくなっている。
(原田 慎、プレスリリースジェーピー宮崎県担当)