地元製造の新商品を期間限定で販売
甲府市丸の内の商業施設「甲州夢小路」内にある「やまなし里山商店」は、富士山プロダクト(甲府市下石田)が開発した新商品「青い富士山おにぎり」を8月12日から16日の5日間、各日9時30分から個数限定で販売すると発表した。発売は同社が8月11日に予定している新商品のリリースに合わせたものだ。
この商品は、青いのり風の海藻シートを白米に巻くだけで富士山の雪化粧をイメージした見た目を簡単に再現できる体験型の商品で、シリーズとしては第10弾にあたる。
使用素材と開発の特徴
やまなし里山商店が販売するおにぎりは、使用する米に山梨県産ブランド米の「梨北米コシヒカリ」を採用している。海藻シートの青色はスピルリナ由来の天然青色素「リナブルー」で着色され、一部に静岡県伊豆産の寒天が配合されている。開発には特許技術が用いられているといい、型抜きや特別な調理器具を必要としない点が特徴だ。
販売形態と利用想定
やまなし里山商店は通常、カレーおにぎりと白米のおにぎりを販売しているが、期間中は塩むすびのほかに、当日用意される「お楽しみ具材」入りのおにぎりも並ぶという。店主の稲生えりさんは来店を呼びかけ、「個数限定なので、早めにお越しいただければ」と話している。
「『見る』『作る』『食べる』という3つの楽しさを通じて、日本の皆さんはもちろん、世界中の方々に富士山の魅力を感じていただける商品になれば」と、開発担当のアシザワ貴広さんは期待を述べている。
地域への意義と住民への実用情報
今回の企画は、地元企業が富士山をモチーフにした商品を通じて地域の魅力を発信する取り組みである。観光客向けの土産物や体験型商品の開発は、観光施設や商店街の来客誘致につながる可能性がある。販売場所の甲州夢小路は、甲府中心部の観光エリアであり、期間中は周辺店舗への波及効果も期待される。
- 販売期間:8月12日〜16日
- 販売開始時間:各日9時30分〜(個数限定)
- 販売場所:甲州夢小路内「やまなし里山商店」(甲府市丸の内)
実用面では、海藻シートを巻くだけで成形できることから、子どもとの料理体験や食育の素材として活用しやすい。特別な器具が不要で、デコ弁やキャラ弁の素材としても利用可能だとされるため、家庭での活用法が想像しやすいのも利点である。限定販売であるため、購入を考える場合は早めの来店が必要だ。
背景とシリーズ展開
「青い富士山」シリーズは2018年に第1弾の「青い富士山カレー」を発売して以降、カレーパンやクリームソーダ、ビール、コーラ、チョコクランチ、バウムクーヘン、ショートケーキ缶、うどんなどに展開してきた。今回の第10弾では原点に立ち返り、白飯を使った「おにぎり」をテーマに据えたという。
地元事業者による商品の地域内流通や、観光施設での限定販売は、来訪者の回遊を促すと同時に地域ブランドの認知拡大にも寄与する。来訪を予定する住民は、販売期間と開始時間を踏まえ早めの行動を検討してほしい。