大槌で2時間耐久の事務いすレース、参加募集中
大槌商工会青年部は、11月22日(日)に末広町商店街で第4回となる「いすー1 GP 岩手大槌大会」を開催すると発表した。大会は参加チームの募集を特設サイトで開始しており、地域の賑わい創出や観光誘客を狙った取り組みとして位置付けられている。今回も町外からの参加を見込み、地元商店街を舞台にしたイベントとして集客効果が期待される。
大会の内容と参加条件
「いすー1 GP」は、事務用いすを用いてコースを周回する耐久競技で、主催・監修は日本事務いすレース協会(JORA)。大会は2時間の耐久レースで、いかに多く周回できるかを競う。大槌大会は2010年に京都で始まったこのシリーズの地方開催の一つで、国内で20か所以上、海外メディアでも注目される催しとなっている。
大会運営側が提示した主な参加条件は以下の通りだ。
- 参加資格:高校生以上、性別・国籍不問
- チーム編成:1チーム3名
- 必要装備:ヘルメット、手袋、膝パット、肘パット(各チームで用意し必着)
- 事務いす:各チーム持参(スペア含め2台まで、改造不可)
- 参加費:1チーム6,000円、懇親会参加は別途1人1,000円
「最後まであきらめない熱い思いを持っていること、お互いに対戦相手を褒め称え、最後まで応援・祝福すること、SNS、メディアへの露出をあらかじめ承諾することが参加資格となっている。」
当日のスケジュールと会場
大会の想定スケジュールは、受付開始が9:00、開会式が10:00、予選が午前中に行われ、本選が12:00〜14:00、閉会式は午後に設定されている。会場は末広町商店街の特設コースで、前年大会に比べコースをやや延長し、観戦時間が長くなるよう配慮された。
| 時間 | 内容(予定) |
|---|---|
| 9:00 | 受付開始 |
| 10:00 | 開会式 |
| 10:45 | 予選レース |
| 12:00–14:00 | 本選(2時間) |
| 14:30 | 閉会式 |
| 15:00 | 懇親会(別会場、参加費別) |
過去の開催と地域への効果
大槌大会は2023年に初開催され、当初は大槌駅前で行われた。第1回は地元高校生チームが優勝して話題を呼び、第2回では他県からの強豪参加もあり交流が深まった。第3回は会場を末広町商店街に移し、地元テレビ局の取材も入るなど注目度が増している。こうした経緯から、今回も商店街の通行量や周辺店舗の利用促進を見込み、地域の消費喚起に寄与するイベントとして期待が高い。
地域住民にとっての具体的な影響は次の点が挙げられる。
- 商店街の来訪者増加に伴う売上向上の可能性
- 高校生や若年層の参加による町の話題化と地域コミュニティの活性化
- 観光目的の来訪者が周辺宿泊や飲食を利用することで波及効果が見込める
参加を考える方へ(実用情報)
出場を希望する場合は、ISU-1GPの公式サイトから申し込みが必要で、締切は11月15日(日)とされている。参加にあたっては装備の準備やチーム編成、事務いすの運搬などを大会側の規定に合わせて行う必要があるため、早めの準備が推奨される。また観戦を希望する住民や来訪者は、商店街周辺の交通規制や当日の混雑、飲食店の営業情報を事前に確認しておくと便利だ。
主催側は優勝賞品として岩手県産米90kgを予定しており、ほかにも地元特産品の特別賞が用意される。大会はSNSやメディアでの露出を前提にしているため、出場・観戦に際しては写真や動画が公表される点に留意が必要だ。
地域のにぎわい創出を目的に始まった大会は、過去の開催で実際に人の流れを回復させる効果を示してきた。今回も末広町商店街を会場に、町内外の参加者と観客が交わる場となることが期待される。参加や観戦を検討する住民は、公式ページの募集要項と注意事項を確認のうえ準備を進めてほしい。