夜間経済を狙う45日間の大規模イベント、南アルプスで開幕
山梨県南アルプス市の地域活性化施設「fumotto南アルプス」(運営:株式会社ヒカレヤマナシ)は、7月17日から8月30日までの45日間にわたり「fumottoナイトマーケット2026」を連日開催する。9月は土日祝日開催に切り替え、合計で60日間の実施となり、昨年より開催日数を10日増やすことで滞在型の夜間消費、いわゆるナイトエコノミーの活性化を図る。
会場は、北杜・甲府方面からのアクセスにも接する「コストコ南アルプス倉庫店」隣という立地。夜間に家族や若者を呼び込むイベント構成で、地元飲食や物販、エンターテインメントを組み合わせた催しを通じて、地域内の消費喚起を狙う。
見どころと拡張ポイント
- 提灯やネオンで演出される夜景空間と地元グルメが並ぶグルメパーク
- 子ども向けの射的や輪投げ、こども縁日といった催し
- 新設のナイトBBQや手持ち花火を楽しむ「はなび広場」
- 昨年から規模を拡大したナイトプール(スライダー5種、ジャグジー、キッズエリア)
- 週末ごとのステージイベント(盆踊り、音楽ライブ、DJ、のど自慢など)
ナイトプールは従来の長さ約50メートルのロングスライダー、最高落差がある約8メートルのジャイアントスライダー&ブーメランスライダーに加え、今年はアメリカから輸入したスライダーが2基増設され、合計5種類のスライダーが稼働する。小さな子ども向けの安全な遊具エリアやリラックス用のジャグジーバスも備え、世代を問わず楽しめる構成だ。
出演者とプログラムの注目日
開始直後の土日には大型のスペシャル企画を用意。7月18日(土)はバブルパフォーマンスチーム「Team Bub」によるシャボン玉ショー、7月19日(日)はDJ CELLYとMC GONZAによる「DJ NIGHT 踊りだす夜!」が予定されている。8月15日(土)には、昨年に続き演歌歌手・一之森大湖がステージに立つ。週末を中心に、盆踊りや大道芸、のど自慢、ダンスなど多彩な催しが行われる。
地域経済への期待と運営側の取り組み
主催者は「ナイトマーケットで叶える地方創生」を掲げ、昼間の猛暑を避けて夜に消費を促すクールツーリズムの提案を強調する。昨年は期間中で延べ20万人以上を動員し、メディア露出も多かったことから、今年は開催日数を増やしてさらなる来訪者の拡大と地元産業への波及をねらう。
出店・出演者は随時募集しており、キッチンカーやテント出店、物販、ワークショップ、舞台出演など多様な参加形態を受け付けている。運営は地元事業者と連携し、出店を通じた地場産品のプロモーションや、雇用創出の可能性も模索している。
来場を考える住民・観光客への実用情報
イベント会場はコストコ隣接のため、車での来場が見込まれる。駐車場や混雑状況、チケットや入場制限に関する詳細は主催者の公式サイトやSNSで順次告知するとしている。熱中症対策としては夜間とはいえ人混みでの体調管理や、ナイトプール利用時の安全確保(年齢制限や救護体制)について主催者案内を確認することが望ましい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期(連続部分) | 7月17日〜8月30日(45日間) |
| 延長部分 | 9月は土日祝のみ、合計で60日間 |
| 会場 | fumotto南アルプス(コストコ南アルプス倉庫店隣) |
| 主催/運営 | 株式会社ヒカレヤマナシ |
地域観光の視点では、夜間に魅力的な滞在コンテンツが増えることは、宿泊誘致・周辺飲食店の稼働率向上に寄与する可能性がある。特に家族連れや若年層の周遊を促す施策は、昼間の観光と併せて季節を問わない集客力につながり得る。
一方で、長期間の大規模イベントは交通集中や騒音、ゴミ処理など周辺地域への影響も懸念される。主催者は環境衛生や交通整理、地元住民への配慮を求められる立場にあり、地域と連携した運営体制の整備が今後の課題となる。
今年の夏、夜の山梨を訪れる選択肢として注目の集まる「fumottoナイトマーケット2026」。公式情報で最新のプログラムや参加方法を確認のうえ、感染症や安全面の注意を踏まえて訪れてほしい。