序盤の劣勢を跳ね返し決勝へ
8月1日、近畿インターハイ大会第5日目の男子準決勝で、福岡大附大濠(福岡)が開志国際(新潟)を82-74で下し、決勝進出を決めた。試合は立ち上がりに開志国際が主導権を握り、第1クォーターで26-13とリードを築いたが、福岡大附大濠は第2、第3クォーターで流れを取り戻し、終盤にかけてリードを守り切った。これにより、同校は2017年大会以来となる決勝進出を果たした。
試合は終盤まで接戦の様相を呈し、両校による激しい攻防が続いた。福岡大附大濠は第2クォーター以降、ディフェンスの強度を高めて失点を抑えると、得点源が次々と働いて追い上げに成功した。一方の開志国際は第1クォーターでの立ち上がりの好調さを維持できず、試合終盤に耐え切れなかった。
試合の経過と主要局面
試合は開志国際の連続得点で幕を開けた。開始早々に#12がジャンパーを決め、#5の3ポイントも入り序盤に11-0のランを作るなど、福岡大附大濠を圧倒した。福岡大附大濠は前半の中盤以降に守備の強度を上げ、#23や#14らが加点してハーフタイムを44-37で折り返した。
第3クォーターに入ると福岡大附大濠が流れをつかみ、序盤で逆転に成功した。互いに一進一退の攻防が続いたが、福岡大附大濠は第3クォーター終了時に61-58とリードを奪って最終クォーターに入った。最終盤は両者が接近した点差で競い合った後、福岡大附大濠が残り時間の攻防で得点を重ね、最終的に8点差で勝利を収めた。
| クォーター | スコア(福岡大附大濠 - 開志国際) |
|---|---|
| 1Q | 13 - 26 |
| 前半終了 | 37 - 44 |
| 3Q終了 | 61 - 58 |
| 最終スコア | 82 - 74 |
若手の奮闘と勝負どころ
福岡大附大濠は中盤以降、エースと若手が噛み合いを見せた。第4クォーターでは、特に2年生の活躍が効果的に試合を動かした場面があり、残り時間での冷静なフリースローなどで得点を伸ばして試合を決定づけた。開志国際も終盤まで粘りを見せ、3ポイントやフリースローによる追い上げで一時は差を縮めたが、最終的には及ばなかった。
- 序盤に13点差をつけられたが、終盤にかけて逆転。
- ハーフタイムで44-37と詰め、3Qで逆転に成功。
- 決勝進出は2017年以来となる。
勝利により福岡大附大濠は決勝へ駒を進める。翌日の決勝では、この日のもう一方の準決勝で勝ち上がる北陸(福井)対中部大第一(愛知)の勝者と対戦することが決まっている。
本試合は序盤の局面と終盤の安定感が結果を分けた。福岡大附大濠は立ち上がりの遅れを克服して試合のテンポを掴み、チーム全体での得点分担と守備の対応で試合を支配した。一方の開志国際は高確率で得点を重ねた場面もあったが、要所での守備とファウル管理が勝敗に影響した。
この勝利はチームにとって大会の重要な節目であり、2017年以来の決勝進出という数字は学校の戦歴に新たな一章を加える。決勝では、両校の戦術やメンバー起用がどのように試合を左右するかが注目される。