組み合わせ抽選、52校43チームの代表が出席
2026年12月末から2027年1月中旬にかけて首都圏で開催される「第105回全国高校サッカー選手権大会」出場を懸けた愛媛県予選の組み合わせ抽選会が、8月21日午後4時から松山市の南海放送本社で開かれた。抽選には合同チームを含む52校43チームの選手代表が出席し、会場は組み合わせが決まるたびに一喜一憂の表情に包まれた。
大会日程と主なシード校
大会は9月19日に開幕し、日程が順調に進めば準決勝は10月31日に愛媛県総合運動公園球技場、決勝は11月8日12時からニンジニアスタジアムで行われる予定だ。大会進行の都合上、一部の強豪校は日程が後半に集中する。
| 項目 | 日付 |
|---|---|
| 開幕 | 9月19日 |
| 4回戦(シード校登場) | 10月17・18日 |
| 準々決勝(今治東・新田 初戦) | 10月24日 |
| 準決勝 | 10月31日 |
| 決勝 | 11月8日 12:00(ニンジニアスタジアム) |
注目のシード校と見どころ
大会のシードは昨年度の成績を踏まえた配置となっており、令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)愛媛予選で準優勝した済美(第2シード)、全国インターハイ出場の実績がある今治東中等教育学校(第1シード)、昨年の選手権出場校新田(第3シード)、および帝京第五(第4シード)らが上位に位置づけられている。今治東と新田、済美は各々の都合により初戦日程が後ろにずれ、戦力温存と調整が鍵となる見込みだ。
出場校の声と大会意気込み
抽選会前には初開催となった「キャプテンミーティング」が催され、出席したキャプテンらが大会を盛り上げる方策や県内高校サッカーの活性化策を話し合った。大会本番に向けた意識合わせや連携を図る場となり、選手たちは笑顔を交えつつも緊張感を持って抽選に臨んだ。
「(初戦で成立学園に0-1の)インターハイでも競りあってもメンタルは安定した闘いができたので、安定した戦い方をした中で守備と連動した攻撃をしていきたい」
この言葉は今治東の谷謙吾監督のコメントで、県内強豪が持つ自信と意図する戦術の輪郭を示している。済美の主将もビルドアップと声掛け、熱量の向上を口にしており、各校がそれぞれの持ち味を磨いて本大会に臨む姿勢がうかがえる。
住民・応援者に向けた実用情報
会場や試合日程の変更があり得るため、観戦を予定する保護者やサポーター、学校関係者は大会の公式発表や各校の連絡を随時確認することが重要だ。特に秋は学校行事や他競技との日程が重なることが多く、交通や宿泊の手配は早めの検討をお勧めする。
- 公式日程・組み合わせは大会公式発表を確認すること
- 駐車場やアクセス情報は開催会場ごとに異なるため事前調査を
- チケット情報や観戦ルール(入場時間、応援のルール等)も事前確認を
地域への影響と今後の展望
県大会は地方大会として高校サッカーの普及・育成に直結する場であり、強豪校の戦術的進化や若手選手の台頭は地域全体の競技レベル向上につながる。優勝校は冬の全国大会出場権を得るため、代表になれば県勢の存在感を首都圏の舞台で示す機会になる。さらに、会場となる松山および周辺自治体は観客誘致に伴う経済効果も期待できる。
抽選の結果を受け、各校は実戦を想定したトレーニングや戦術確認を強化していくと見られる。県内の高校サッカー関係者、保護者、ファンは9月の開幕から11月の決勝までの42試合を通じ、どの学校が代表の座をつかむかに注目することになる。
(青木 沙織)