セザンヌ新色、手に取る前に知っておきたいこと
プチプラで知られるセザンヌの人気シリーズ「ラスティングステイリップカラー」に、2026年9月上旬発売予定の新色「04 ダスティピンク」と「05 アプリコットベージュ」が加わる。税込価格は715円。シリーズは美容保湿成分を配合し、発色ともちの良さで支持を集めており、長年色違いをリピートするユーザーも少なくない。
今回の報告は、40代後半の筆者が既存の愛用色と新色を比較して得た所感に基づく。年代による色の見え方の違いが顕著に出るため、単なる“トレンド色”の紹介に終わらない実践的な視点が特徴だ。
テクスチャーと処方について
シリーズは唇の縦ジワを目立ちにくく見せる設計で、記事中では17種の美容保湿成分が配合されている点が紹介されている。モチの良さ、ツヤ感、発色の美しさが評価されており、価格対効果の高さが支持の根底にある。
- 新色「04 ダスティピンク」:控えめなくすみピンク。落ち着いた淡いトーン。
- 新色「05 アプリコットベージュ」:赤みのあるベージュで肌になじみやすく、温もりのある色合い。
- 既存色「01 ローズレッド」:顔色を明るく見せ、顔全体の印象を引き締める効果が感じられる愛用品。
実際に塗ってわかった「顔映え」の差
新色はいずれも「今っぽさ」や洗練された雰囲気を与える一方で、筆者(49歳)が試した際には顔全体がややぼんやりと見える印象を受けた。既存色の「01 ローズレッド」と比較すると、違いは明確で、次の点が確認できた。
| 色 | 印象 | 対象となる使用感 |
|---|---|---|
| 01 ローズレッド | 顔色をパッと明るく見せる | 顔立ちをはっきり見せたい人向け |
| 04 ダスティピンク | くすみのある落ち着いたピンク | 柔らかな印象を好む人向け |
| 05 アプリコットベージュ | 温もりのあるベージュで肌になじむ | ナチュラルにまとめたい人向け |
「顔色がパッと明るく見え、顔全体の印象までいきいきとして見えます。」
(上は既存色に対する評価の一節。この点が、40代・50代にとっては大きな選択基準になる。)
なぜ年代で見え方が変わるのか
加齢に伴う肌色の変化やくすみ、顔の明暗の捉え方の違いが、色の見え方に影響する。薄い・淡い色は若々しい透明感を演出する反面、顔全体のコントラストが弱くなりがちで、「顔がぼやける」印象を与えることがある。反対に、彩度や発色の強い色は、肌色にコントラストを作り出して顔立ちを際立たせるため、相対的にいきいきとした印象を保ちやすい。
今回の比較はあくまで個人の試用に基づくが、記事が示す通り、40代以降のリップ選びでは「トレンドの色かどうか」だけで判断せず、「顔色をどう見せたいか」「顔立ちのはっきり感を保てるか」を基準に検討するのが有効だ。
購入前に押さえておきたいポイント
- プチプラで手に取りやすい価格帯だが、色選びはサンプルやテスターで必ず確認する。
- 淡めの色は柔らかい印象を作るが、顔全体のコントラストに注意する。
- ベースに使う色やメイクのバランスで印象が変わるため、既存の愛用色と比較して検討すること。
セザンヌの新色はトレンド性と使いやすさを兼ね備えているが、世代や顔立ちによって合う・合わないが分かれる典型例でもある。化粧品は試してみてナンボ。買う前のひと手間が、鏡の前の満足度を大きく左右する。
最後に一言。色は選べる自由だが、顔映えは選び抜く知恵で決まる。