高校1年生が世界の舞台へ
佐賀県立鳥栖高等学校に通う西村研杜(けんと)さん(16)が、9月にリトアニアで開催される世界フライングディスク連盟(WFDF)主催大会の日本代表メンバーに選出された。代表チームは大会のチーム戦に臨み、西村さんは12人編成の一員として出場する。
ディスクゴルフは球を打つ代わりにフライングディスクを投げ、決められたゴール(バスケット状の金属製ゴール)に入るまでの投数を競う競技で、発祥は米国。西村さんは小学校高学年の時に知人の誘いで競技を始め、以降着実に力量を高めてきた。
実績と練習環境
中学時代には国内大会のアマチュア部門で優勝するなど実績を積み上げ、今年3月にはプロ選手が多数参戦する大会のオープン部門で準優勝に入った。日常は鳥栖市内の東公園や、福岡市にある専用コースで練習を重ねてきた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 選手 | 西村研杜(佐賀県立鳥栖高1年、16歳) |
| 大会 | WFDF 2026 世界チームディスクゴルフ選手権大会(9月、リトアニア) |
| 所属 | 福岡県ディスクゴルフ協会 |
本人の抱負と周囲の期待
「自分の実力を発揮して、しっかり成績が出せるように頑張りたい」
西村さんは個人の技術だけでなく、チーム戦に臨む責任も自覚している。「一戦一戦を積み重ねてチームに貢献したい」と語っており、仲間と連携して勝利を目指す意気込みを示した。
6月25日に鳥栖市役所を訪れた際、向門慶人市長は若き選手の成長を喜び、世界での活躍に期待を寄せた。市としても選手の成果は市民の誇りとなるため、今後の支援や応援体制を検討する方針が示唆されている。
地域への波及と実用的な情報
西村さんの代表選出は、地域スポーツ振興にとってプラスの出来事だ。学校スポーツの選択肢が広がることで部活動や放課後活動の活性化につながり得る。地元の公園や近隣の専用コースで練習できる環境があることは、競技人口の裾野拡大に好影響を与えるだろう。
- 競技に興味がある市民は、東公園など身近な練習場で体験可能。
- 小中高生の参加や学校連携による指導機会の拡充が今後の課題。
- 大会出場に伴う遠征費用や備品調達については、自治体や協会の支援が期待される。
大会はチーム形式で行われる点から、個々の勝敗がそのままチーム成績に反映する。西村さん自身もその重要性を認識しており、個人競技と団体戦の両面で対策が求められる。
今後の見通し
世界大会での経験は本人の技術向上に直結するだけでなく、地元での指導や普及活動につながる可能性がある。大会参加後は得たノウハウを地域へ還元することが期待され、後進育成や地域イベントの活性化に寄与する材料となるだろう。
代表としての舞台は9月に設定されている。出発までの間、西村さんは練習を積み、チームの一員として結果を残すことを目標に準備を進めていく。
(取材・文/プレスリリースジェーピー佐賀担当記者 西村 剛)