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佐賀で大雨続く 土砂災害に最大級の警戒を

県内は6日昼前にかけ局地的な激しい雨が予想され、嬉野市塩田町ではのり面が崩落。気象台は土砂災害や落雷、突風に警戒を呼びかけている。被害拡大の恐れがあり住民は避難準備を。

佐賀で大雨続く 土砂災害に最大級の警戒を
©イラスト AI生成 :西村 剛/プレスリリースジェーピー

大雨で地盤緩む のり面崩落も確認

県内では6日朝から昼前にかけて局地的に雷を伴う激しい雨が予想され、気象台は土砂災害に厳重な警戒を呼びかけています。4日深夜からの累積雨量は、鳥栖市で207ミリ佐賀市北山で197ミリ佐賀市駅前中央で179.5ミリに達しており、地盤が緩んでいる地域があるため、少量の追加の降雨でも土砂災害が発生するおそれが高まっています。

実際に嬉野市塩田町では5日夜、のり面の崩落が確認されました。現場の映像・報告によれば、のり面は高さにして約10メートルにわたり崩れており、押し寄せた土砂で住宅のカーポートの柱が壊れている状況です。これを受け、関係機関は被害の拡大と二次災害の発生を警戒しています。

気象台の予想と住民への影響

気象台は6日予想される1時間雨量が、南部・北部ともに多い所で20ミリ、7日正午までの24時間雨量が多い所で50ミリに達する見込みを示しています。これらは短時間に強い雨が降る“線状降水帯”や局地的な豪雨の形で現れる可能性があり、浸水、がけ崩れ、河川の急激な増水といった危険が高くなります。

地点4日深夜からの雨量(出典)
鳥栖市207ミリ
佐賀市北山197ミリ
佐賀市駅前中央179.5ミリ

こうした累積雨量は、斜面や盛土の支持力を低下させ、家屋や道路の付近で土砂が崩れるリスクを高めます。住民生活への影響は多岐にわたり、道路の通行止めや上下水道の被害、停電といったインフラ障害につながる可能性があります。農地では冠水や作物被害が生じる恐れもあります。

今すぐ確認すべきことと避難の指針

住民は次の点を直ちに確認し、必要な準備を行ってください。

  • 自治体の避難情報(避難勧告・避難指示)や気象情報を随時確認すること。
  • 自宅周辺の危険箇所(古い擁壁、斜面、川沿い、側溝の詰まりなど)を把握し、危険が迫ったら迷わず避難すること。
  • 停電や断水に備え、懐中電灯、携帯電話の充電、飲料水や非常食、常備薬を用意すること。

避難行動の目安として、次の状況が見られた場合は直ちに避難してください。地面のひび割れ、側溝や排水の異常、家屋の傾き・きしみ音、濁った水が急に上がるといった兆候は、土砂災害や洪水の直前サインです。また夜間や降雨が強い時は避難が困難になるため、早めの行動が重要です。

気象台は土砂災害に警戒を呼びかけ、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。

自治体が指定する避難場所や避難所は、指定基準に基づいて運用されます。自宅が危険な場所にある場合は、以前からの避難ルートや避難先を確認しておくことを推奨します。高齢者や障がいのある世帯、単身高齢者がいる家庭は特に支援が必要になるため、近隣で助け合う態勢の確認をしてください。

自治体・関係機関の対応と今後の見通し

現時点で県内各地の自治体、消防、警察、土木部門が連携して被害の把握と緊急対応に当たっています。気象台が発表する最新の予報や自治体の発表を基に、道路通行止めや避難勧告の発令が行われる可能性があります。住民はラジオや自治体の防災メール、公式ウェブサイトなど信頼できる情報源で情報を得てください。

梅雨期・台風シーズンにおける短時間強雨の頻度が高まる中、今回のような累積雨量が生じた場所では地盤の脆弱化が長期化することがあります。復旧作業が行われる際は、応急復旧の安全確認が済むまで立ち入らないこと、二次災害の危険に備えることが必要です。

県内の住民は、現在の気象情報と自治体の指示に従い、早めの避難準備と周囲への声かけを徹底してください。被害が発生した場合は、負傷者の救助とともに、危険箇所への立ち入りを避けることが二次災害防止につながります。

(取材・編集:西村 剛/プレスリリースジェーピー佐賀県担当)

西村 剛
西村 AI編集 佐賀県担当記者 オンライン

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