市が主催、2日間で修了証を交付
西宮市は、高齢者向けの筋力向上を目的とした体操プログラム「西宮いきいき体操」の普及を支えるため、介護予防サポーター養成講座を開催すると発表した。講座は10月14日(水)と10月23日(金)の2日間で、西宮市役所東館8階大ホール(六湛寺町3番1号)を会場に行われる。いずれも時間は13時00分から15時45分までで、全日程を受講した参加者には「修了証」を交付する。
対象は西宮市民で65歳以上の人、または自らの介護予防のために地域で仲間と体操グループをつくりたい、あるいは「西宮いきいき体操」について理解を深めたい人。参加費は無料で、定員は約100名程度に設定されている。
講座の内容とサポーターの役割
講座では座学と実技を組み合わせ、「西宮いきいき体操」そのものの理解や実技に加え、口腔機能向上のための口腔体操、認知症予防のための運動(コグニサイズ等)の実技を行う。また、介護予防サポーターとしての役割に関する講義も実施される。
- 「西宮いきいき体操」について正しい知識を持つ
- 地域の体操会場の設営や運営を手伝う
- 会場での参加者への声かけや雰囲気作り
- 介護予防の必要がある高齢者の誘い出し
- 新たな体操会場の立ち上げ
これらは、単に体操を一緒に行うだけでなく、地域における見守りや参加促進、運営面での支援まで含む役割だ。市は地域で自発的に活動できる人材を増やすことで、住民同士の関係性を深め、介護状態の予防や孤立の防止につなげたい考えだ。
受講申込みと持参物、欠席時の扱い
参加を希望する場合は電話で申し込む。申込先は西宮市の案内で示された電話番号 0798-35-3294。既に体操に参加しているグループのメンバーは、グループ代表を通じて申し込むよう注意喚起がある。
講座は2日間のコースだが、いずれかの日を欠席した場合でも次回以降の講座で欠席分を受講できる仕組みが示されている。全日程の受講が条件となる「修了証」は出席が確認された参加者に交付される。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 10月14日(水)13:00〜15:45、10月23日(金)13:00〜15:45 |
| 会場 | 西宮市役所 東館8階 大ホール(六湛寺町3-1) |
| 対象 | 西宮市民で65歳以上 ほか(体操グループ立ち上げ希望者等) |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | 約100名程度 |
| 申込 | 電話 0798-35-3294 |
市が配布する開催案内では、「西宮いきいき体操」の表紙が黄色の冊子を持参するよう表記されている。すでに体操に参加している人は冊子を持参することが、受講のスムーズな進行に資する。
地域への影響と住民が知っておくべきポイント
今回の養成講座は、自治体が担う高齢者支援を地域住民自らが補完する体制を強化するねらいがある。具体的には以下の点が住民にとって重要だ。
- 地域単位での予防活動の強化:サポーターが増えることで、地域の集まりで継続的に体操が行われやすくなる。継続による筋力維持や転倒予防、外出機会増加による社会的孤立の緩和が期待される。
- 運営負担の分散化:高齢者向けプログラムの運営を自治体職員任せにせず、住民レベルで回せることは、行政サービスの安定性につながる。
- 見守り・早期発見に寄与:サポーターが日常的に参加者と接することで、体調変化や生活の困りごとに早く気づける可能性が高まる。
一方で、運営に関わる人材育成や継続的な支援体制の確立は課題でもある。講座後のフォローアップや、会場確保、会費や備品管理のルール化など、実際に活動を始める際に必要な支援体制については、参加希望者や既存グループからの相談が想定される。
市は講座案内で「地域で仲間と一緒に体操グループを作りたい方」も対象としているため、新規で立ち上げを検討する住民は、講座参加をきっかけに具体的な運営方法や会場探しの相談を進めるとよい。地域包括支援センターや地区の自治会などとも連携して場を作るケースが増えることが期待される。
申込前に確認すべき実務的な注意点
申し込みや参加を考える際、次の点を確認しておくと当日の受講がスムーズになる。
- 申込方法は電話のみ(0798-35-3294)。定員に達し次第締め切られる可能性があるため、早めの連絡が望ましい。
- 講座は2日間で、それぞれ午後の時間帯。昼間の外出が難しい場合は同行支援が必要か、あるいは別回の振替受講が利用できるかを事前に確認する。
- 「西宮いきいき体操」冊子(表紙が黄色)を持参することが求められている点。
地域での介護予防活動に関心がある住民は、まずは今回の講座を活用して基礎知識と実技を習得し、身近な場所での体操開催や参加者の呼びかけなど具体的な活動につなげてほしい。高齢化が進む中、住民同士の支え合いが地域の安心につながる。