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ノーク伊嶋のSMB短観08年春版 調査・報告 |
株式会社ノークリサーチ/情報・通信 |
2008年05月21日
【08年5月SMB短観のポイント】
08年度もSMBのIT投資意欲は堅調、全国的に「晴れ」一部「曇り」だ。
▼08年度「SMBのIT投資は前年比より増加する」(全体指数+21.2)。
▼「SFA」「CRM」「モバイルソリューション」などフロント系へのIT投資が活発化。
▼ IT投資意欲の高い企業ではASP/SaaS利用が前向き。
▼ SMBでも中堅企業から 「 ITコンソリデーション」本格始動の兆し。
▼中小企業の社内IT担当者は平均約4人。担当1人以下は、意外に多く5割超も。
Data1. SMB-IT天気予報
08年度のSMB-IT市場は「晴れ」業種によって「曇り」
08年度のIT投資予算の増減について「増える」「同じ程度」「減る」の3段階の質問を行い、
「増える」と「減る」の差異で「投資意欲指数」を算出し、5段階のIT天気予報として指標化した
ものである。
SMB市場全体のIT天気予報は「晴れ」で、08年新年度のIT投資意欲も概ね良好である。「加
工製造業」の鈍化傾向がみられ、原材料コスト高騰がIT投資にも影響を与えているようだ。ま
た前回投資意欲の旺盛だった中堅Hクラスに曇りがみられ今後の気配が注目される。今後も観
測データは本誌上にて発表の予定。
Data2. 08年度のIT投資先
「SFA」「CRM」「モバイルソリューション」などフロント系へのIT投資が活発化。
ITアプリケーションの新規導入意向について、前掲の「08年度のIT投資額が増加すると回
答した企業」を集計したのが以下の図である。
08年度に導入計画中のITアプリケーションでは、「SFA(営業支援システム、14.3%)」「CRM
(顧客管理システム、13.4%)」「モバイルソリューション(12.4%)」のフロント系がトップ3
だ。次いで「BI(データ分析ツール、12.3%)」「Web会議システム(11.6%)」「ワークフロ
ーシステム(10.8%)」が続いている。
Data3. ASP/SaaSの利用意向
IT投資意欲の高い企業ではASP/SaaS利用が前向き。
ASP/SaaSの利用意向について、前掲の「08年度のIT投資額が増加すると回答した企業」を
集計したのが以下の図である。
ASPは「既に利用している(25.8%)」「利用を計画/検討している(26.5%)」で合計すると
5割を超えている。SaaSは「既に利用している(9.8%)」「利用を計画/検討している(27.3%)」
で合計すると4割に迫る勢い。
Data4. SMBトレンドITキーワード
SMBでも「ITコンソリデーション」本格始動の兆し。
SMBにおけるITトレンドキーワードは、導入率でみると「ブレードサーバ(9.4%)」「グリー
ンIT(6.9%)」「統合化(6.6%)」がトップ3である。取組状況(導入を計画/検討している)
では「統合化(16.5%)」、興味関心度では「Windows Server 2008(26.3%)」が高い結果と
なっている。
上位の「ブレードサーバ(サーバの統合)」「シンクライアント(クライアントPCの統合)」
「仮想化(アプリケーションの統合)」はすべて「統合化」の動きで、さらに「グリーンIT」も
省電力化や熱対策という点で考えると「統合化」と深い関わりがあり、
SMBでも「ITコンソリデーション」が本格化しつつあるようだ。
「統合化」への取り組みは中堅企業が旺盛だ。
トップ3のキーワードを企業規模別でみると、中堅クラスと中小企業でIT重要度に対する大き
な違いがみられた。特に「統合化」について中堅クラスの取組み、関心度に高い反応が目立つ。
SMB Question?
中小企業の社内IT担当者は平均約4人。そのうち担当1人以下は、意外に多く5割超も。
社内IT担当者の人数は、SMB全体平均で約7人。年商規模別では、中堅Hクラス約12人、
中堅Mクラス約8人、中堅Lクラス約7人、中小企業約4人となっている。しかし、中小企業
では、1名以下(0名/兼任1人/専任1人)で5割超を占めている。
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