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【3月8日 国際女性の日】 マリにおいて女性が直面している不安定な労働状況をインテルビダは訴えます。 調査・報告 |
NPO法人インテルビダ・ジャパン/ |
2007年03月09日
よく見落とされがちな事ではありますが、アフリカの女性は地域社会の開発において欠かせない役割を担っており、その裏側で実質的な原動力となっています。インテルビダが2000年から活動を行っているマリでは、女性たちの72.4%はそれぞれの家庭収入へ寄与しているにも関わらず、賃金が最低限しか支払われない仕事をし続けています。このような理由により、インテルビダは女性たちが担っている役割の重要性に対する意識を高めたり、役割に関与させたりするために活動を行っています。
サハラ砂漠以南のアフリカにおいて、農村部の家庭の31%では女性が一家の長となっています。これは相当高い数字で、労働機会がないために男性が都市部へと移住する事によります。国連の食糧農業機関によると、アフリカの同地では女性が食品(家庭消費用と販売用の両方)の60〜80%を生産しています。にもかかわらずその食料の生産者あるいは供給者としての重要性が認められてきたのは、つい最近になってからです。
インテルビダ・マリは女性が持つ経済や開発を推進するための力に気付き、収入を生み出す活動を推進する組織の設立の支援における第一歩として、女性に向けた識字教育プログラムを運営しています。また、女性たちが生活の中で直面する不安定な状態を緩和するために向けられた経済事業の展開について、インテルビダがアドバイスを行うといったような活動も存在します。マリにおいてインテルビダは社会的連帯や、個人及び集団の能力の強化に向けて活動を行っています。これは、収入を生み出す全てのプロジェクト、つまりは総合開発を支えるために欠かせないものです。
最初は女性の識字教育であるという事は疑う余地がありません。これについては家庭の責任の大きさを考えると、多くの障害に直面しています。実際、マリの文盲率は81%で、読み書きができる男性は27%であるのに対して、女性はたった12%です。特に、情報の伝達者としての役割を担っているのは昔から女性であるように、インテルビダは女性の識字教育に重点を置く事は不可欠であると考えています。また、「女性が読み書きをできるようになれば、家族や地域や国もそうなる」という言い回しがよく言われています。
識字教育は、連帯を生み出すために必要な措置をとるための基本的な知識を人々にもたらします。一般的な教育や識字教育によって、経済や開発のための扉は開かれます。そしてその扉の鍵を握っているのが女性たちです。
マリはアフリカのサヘル地帯にある国で、人口はわずか1300万人です。その大多数には教育、医療、飲料水、労働の可能性といった、基本的な社会サービスへのアクセスがありません。
インテルビダは世界で3番目に貧しい国であるマリにおいて総合開発プロジェクトを実施しており、特にマリの人口の約50%に相当する女性に対して活動の焦点が置かれています。
インテルビダについて
特定非営利活動法人インテルビダ・ジャパンはインテルビダの日本における法人として2001年より日本で活動を行っています。その母体であるインテルビダは政治に関係のない、完全に独立した立場をとる開発NGOであり、国連の社会経済委員会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得しており、その目的は、世界で最も恵まれない地域に住んでいる多くの子ども達やその家族の生活状況を改善する事です。そのために、結果としての貧困だけではなくその原因をも緩和する事を目的として、様々な活動分野(保健、教育、生産、食糧保障、職業研修、インフラ整備)に焦点を合わせた総合開発プロジェクトを運営しています。インテルビダは、ボリビア、エクアドル、ペルー、エルサルバドル、グアテマラ、ニカラグア、バングラデシュ、フィリピン、インド、マリにおいて現在活動を行っています。世界中で40万人以上の人々が、我々の支援システムによって、これらの国々のおおよそ400万人の人達に支援を差し伸べています。
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